たまにしか行けてないけど、本当に嬉しい時や考えたい時に行く大好きなカフェがある。
あいにくいっぱいだったのでテイクアウトでお願いしたオリジナルマフィンとお任せコーヒー
(今日はニカラグアのコーヒーらしい)
このこだわりと美味しさが、幸せだ。
人と会った。
産地に行くといつも人間臭い(もちろんいい意味で)
生産現場にはいつも日常と真実が溢れていて、その現実は時に胸を締め付ける
「いま、現場はきつかばい」
光の見えない現状に本音を聞くのも僕の役割。
生意気にもスタッフを雇用させてもらい気づけたこと。
日常生活に支障をきたすような不安材料がある場合、
良いものを作ることは出来ない。
大人気漫画ONE PIECEにもあった、エニエスロビーにニコロビンを助けに行く際、助けた方が良いのか迷いのあるルフィとゾロは一旦負ける。
助けて良いと知ったあとの戦いの中ナミは言う
「助けて良いと知った後のあいつらは誰にも負けないわよ」
的なことを。
知らない人は意味不明ですいません。
そう。生産者さんは会うたびに自分たちの存在意義を問う。
い草は役に立ててるか?
答えはもちろん超イエスなのですが、今の僕には全てを実現レベルで証明することが出来ない。
悔しい。
頂いてる仕事があることは本当に有難いのですが、もっともっと力が欲しい。
客観的に見ても国産のい草を使った畳が普及することは幸せを作っている。
生産者さんお一人お一人の日常がたしかにまだ見ぬ誰かの生活に安らぎを与えてる。
それはお世辞でも贔屓でもなく本当のこと。
まだまだ出来ることをやれてないだけ。
いつもここから動くしかない。
いつもここからやっるっきゃない。
銀杏ボーイズの“なんとなく大人になるんだ”を安藤裕子さんがカバーしているのを聞いて泣きそうになる。
僕が好きだったアイドルが、週刊誌に熱愛スクープされていた。
ショックのあまりに気が遠くなったけど、あの人が幸せならそれでいいもんな。
僕が勝手に好きになっただけ。僕が勝手に好きになっただけ。
ああーだけどだけどなんでこんなに涙が出るんだろう?
久しぶりの友達と会った。お金がないからギターを売ったという。
二人で歌ったあの歌も、今じゃもう聴こえはしない。
君と僕の宝物。君と僕の宝物。
ああーだけど安心しなよ。僕らの思い出は消えはしないから。
これにい草を当てはめるのは僕だけかもしれないけど、
ある日新聞にスクープされていた、京都西本願寺全てを板張りに変えたという。
ショックのあまりに気が遠くなったけど、い草がないならしょうがないもんな。
僕が勝手に好きになっただけ。僕が勝手に好きになっただけ。
ああーだけどだけどどうしてこんなに涙が出るんだろう?
久しぶりの生産者さんに会った。お金がないからい草を辞めたという。
僕らが見て回ったあの風景は今じゃもう見ることが出来ない。
あなたと僕との宝物。あなたと僕との宝物。
ああーだけど安心してください。僕らの思い出は消えはしないから。
嫌だ。
思い出じゃない。
い草、畳をお届けすることで世の中を不幸にしてしまうんだったら、僕だってとうに辞めてる。
自己満足じゃないのか?という禅問答は死ぬほどやった。
だけどい草がないという現実の方が世の中を不幸にしてしまうんだ。
だから僕は自信を持って言い続ける。
い草は未来のために必要なものだ。
成長、健康、癒し、エネルギー。
これから必要とされるであろう全てのカテゴリーにおいて、必要なものなんです。
連休明け、長くなっちゃいました。
お忙しい中読んでいただきありがとうございます。
今は僕が勝手に好きになっただけのものかもしれないけれど、
生産者さんと僕らの歌(畳)きっと届けます。
そん時は一緒に、
ほっこりしようぜ
おしまい