今日は本当に暑い中、佐野畳屋スタッフに無理を言って、昨年末に携わらせて頂いた、飯塚市は旧伊藤伝右衛門邸前の古民家”聴福庵”で行われた天神際に参加させていただきました。
東京は新宿で保育園をやってらっしゃる藤森平司先生に、
学問や教育の話を聞き大変感銘を受けました。
1年4ヶ月前から古民家再生を掲げ、東京のスタッフさんと志を共有できる各専門家さん方々にアドバイスをもらいながら、仕上げてきたとのこと。
お邪魔するたびに原点を考えさせれます。
今後聴福庵は、「子供のための伝承施設聴福庵として暮らしを蘇生する。
いわば、昔の暮らしを体現することで、本当に大切なものを考える時空間を体感し、当たり前にやっていることへの感謝を感じれる心を作っていくとでもいいましょうか。
とくに中心になっているみなさんは保育に携わる方ばかり。
みんなで未来の宝物を考えていく、そんな空間です。
鰹節を自分で削り、お味噌汁の出汁をつくる。
80年前の梅を使って炊きこみご飯を作る。
歴史を学び、未来を語る。
100年後の世界はどうなっているだろう?
と考えるならば、100年前よりずっと変わらないものを知ることがいい。
変化の速さが尋常じゃない昨今でも、
本当に大切なものは変わらない。
私は畳屋としてではなく、伝道師として、未来を描く。
畳の裏にある確かな人間力は、テクノロジーでは決して作ることは出来ない。
そう確信しているから。
い草と生きる。畳で育む子供の力。を
今後も活動的に行っていく。
磨く、研ぐ、切る、縫う。
一緒に素材を感じてみよう。
きっと日本はまだまだ美しいから。
ほっこりしようぜ
おしまい