佐野畳屋”BCP”作るってよ!!

・BCP聞いたことはあるけど、別に必要なくね?

・日々がちょっと感覚的すぎて不安ですわ。

・ちょっとBCP興味ある。

そんな方には少しお役に立てるブログだとか。そうじゃないとか。。

始まります!

とはいえBCP、今更ですか?

読者の中ににはそう思ってる方も多いと思いますが、僕の場合BCPを作りたくなったアプローチがちょっと皆さんと違うと思いますので参考までに。

まず持ってBCPって何?って方にざっくり説明すると、

BCP(事業継続計画)とは?

企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです!

自然災害?、大火災、テロ?

確かに先日の台風14号は久々不安になりましたし、
家族がコロナになった時もなんとかなったのは、快く日程を調整し、待ってくださった皆さんのおかげでした。

地震で流通が止まったら?物自体がなくなったら?

工房が壊れてしまったら?長期に停電することになったら?

考えたら考えるほど、怖いし、不安だし、だけど畳作ったり、経理したり、家族との時間も大切にしたいし、なんやら役をいただいていて色々使命感あるし、時間が足りないというか社員さんもいないし、超零細企業の佐野畳屋にとってはなんか優先順位が低いまま

災害に対する不安も少し経てばまた楽観的な僕に戻ってる。そんな繰り返しでした!!

そんなBCPの重要性はうすうす気づいてながらも後回しにしてきた僕が、


なぜ今BCP(事業継続計画)を作ろうと思ったのか?



僕って実はこう見えて(どう見えるかわからないけど)

僕の中で80%くらい必要性を感じないと行動にうつさないんです。要領の悪い僕は時間がすぐなくなっちゃうんで。

災害への不安とか考慮しても、幸い僕の住む街、田川市(福岡県)は災害が少ないため、本当良くないんですが、BCP には60%くらいしか必要性を感じてなかったんですね。

元々、病気になってから健康のありがたさを知る生き物だし

大規模停電の長期化、工房壊れたなんて先代、先先代の話からも話聞いたことないですしね。

まさに平和ボケでした。

そんな僕にも家族ができ、出産に立ち会ったり、授業参観に行ったり、運動会や発表会、はたまた子供達が頑張ってどこかに展示されたりすると行きたいと思うようになりました。そして押し付けがましいですが、佐野畳屋で働いてくれる方々にもぜひ行ってもらいたいです。見てほしい映画とか本は、こっちのスケジュールで合わせやすいですが、家族イベントは中々完璧には行きません。

そしてそんな一期一会だからこそ、それってまさに”足るの知る”瞬間で、かけがえのない今に
ときめく子供たちの頑張りにはいつも感動させられます。

今ご縁あって地元にある大学の学生さんが何名かアルバイトにきてくれているんですが、

将来どんなところで働きたいの?って質問に対してそのうちの一人が『安心できるところ』って答えたんです。

安心って要素はたくさんあるけど、例えば?って聞くと

急に休まないといけなくなったときに休めるとか。


そうなんです。

災害もそうなんですが、親だったら子供のこと、子供だったら親のこと、

計画通りにはいかないですよね?

お父さん俺明日風邪ひくわーとか言わないですし、明日事故りますなんて言われたら、休みとっとこ。なんて準備の前に
不安でつきっきりになるわ。

就業規則にかける制度では足りないんですね。(精神的に)休んでいいよと制度があっても取りにくいのが有給だし、なんかうしろめたい気持ちになったりすることが多いんではないでしょうか?

だったら、BCPにそのことも入れちゃいましょうよー

就業規則と一緒に盛り込みましょうよー!

てのが今です。

「〇〇さんが急遽休んだ場合のフォローはこういうふうにする。」

「〇〇さんと▲▲さんが二人で休まないといけない場合は、こういうふうにする。」

そりゃ想定には限界があるでしょうし、不具合も起きるでしょう。

だけどチームみんながみんなで支え合い人生の充実を応援するって意識はできますよね。

物は2回つくられる。
知的な第一の創造と、物的な第二の創造です。

チーム全員で第一の意識を作り、第二のBCPを作る。

就業規則はあるんです。社員いないけどあるんです。
だから有給もあるし、休んでいいんです。

だけど現場があったら休めないんです。今日福岡に配達の約束があるんだわーって日は、
本当申し訳ないけど奥さんが都合つけてくれるんです。本当申し訳ねーっす。

お父さんは稼いでお母さんは家事なんてなんて次元ではなく、
お父さんもお母さんももっと子供たちと関わってほしんです。親目線の日曜だけとかじゃなく、
子供たち目線の子供たちが見て見てーーって言ってるのを見てほしんです!!

そんな時間が世界平和への一歩だと本気で思っています。

金を稼ぐという意味では非効率なのかもしれません。
だけど幸せになるって意味では効果的です。

そして幸せはなるもんでなく気付くものだと知る。
僕たちは足りてるんです。あとは足りてる状態で繋ぐ。そしてみんなハッピーを継続できるようつないでくれよ子供たちと一緒に学ぶ。そんな時間を過ごしてほしいんで、

佐野畳屋BCP作るってよ。(長文失礼しました)







ほっこりしようぜ

おしまい


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