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サンタが教えてくれたこと

[2017年12月25日 18時42分]

 

クリスマスだからって特別な気分になるわけでもなく、

ラジオから流れる音楽や街のイルミネーションなどに、ワクワクしないわけではなかったけど、

何だか年末のオープニングアクト的な感じで過ごしていた。

 

家族が出来るまでは。

 

 

息子は秋の頃にサンタに手紙を書いた。

 

妖怪ウォッチの閻魔大王の太陽神。

 

何やらまだ字が書けない次男にも何が欲しいか聞きながら代わりに書いてあげていた。

それだけでほっこりなんですが、

 

なんせその手紙を書いたのが秋だったもので、

山の天気と秋の空と乙女心は移ろいやすいと聞いてたもので

もしかすると子供心も同じかも?

 

そういえば

サッカーボールが欲しいだの、友達は任天堂スイッチを頼んだらしいから僕も欲しいだの言っていたなー。

 

と心配になって、イブの夜お風呂に入って聞いてみた。

 

「G(長男)クリスマスはなんて頼んだんやったっけ?」

 

「太陽神エンマだよ」

 

「R(次男)はジバニャン。こうなるやつ」

と手を広げてる。

 

よっしゃよっしゃ。さすが断固のりたろーの子息たち。

あの頃と何も変わっちゃいない。

 

 

じゃあ早くおふろ上がって寝よう。良い子にしてないとサンタさんは来ないぞ!と多分この時期ならではの親御さんの常套句を言い放ちお風呂を上がり寝る準備。

 

何やら手紙を書いている長男。

内容は”サンタさんいつもありがとう。メリークリスマス”

ってなんてかわゆいんだチミは。

 

この手紙見たらサンタさん喜ぶぞ!

とほっこり泣きそうな感情を我慢し、

陸王を見てると

見始めて20分、すっごい良いところなのに、次男は

早く寝ようよ。サンタさん来られなくなっちゃうし。

 

 

あー。

陸王見たい。

でも「寝ないとサンタは来ないんだよ!」的なまっすぐな眼差しを無下には出来ない。

 

あー陸王気になる。

 

でも子供の夢を大人が壊すわけにはいかないと即就寝。(のび太君レベルの早さ)

 

朝早く起きて枕元にプレゼントを置いておこうと計画していたがまさかの二度寝。最近はギリギリまで資料作りしてコタツで気絶の僕に、久しぶりの布団は気持ちよ過ぎる。

 

ガァァまずい。

 

この時間にガサガサするといつもは起きないけど、

ウキウキ気分の今日は絶対起きる。

でもあとであっちにあったよじゃ観劇は薄れちゃう。

 

どうしよう。

 

とテーブルを見ると長男の泣ける手紙がある。

 

ここだあーっと。そこにサンタさんから預かったプレゼントを置き、洗面所で歯磨きしていると、何やらリビングから

 

やったー。やったー。と大歓声。

間に合ったとほっとした顔は見せずしらっこい顔をして、

 

「どうした?どうした?」とリビングに行くと、

太陽神エンマを頼んだのに、覚醒エンマと二つ入っとった!

 

やったー。すげー!

 

次男はジバニャンが手に巻きつくやつを手につけて嬉しそう。

 

やったー。サンタさんありがとうって。

 

 

どうです?

 

大人は皆んな自分の手柄を自慢する。

 

俺がしてやったんぞ!

誰のおかげで飯食えとんじゃ!

 

って。

 

だけどそれは違う。

 

こんなに喜んでくれるなら、誰の手柄だっていい。

 

お父さんが働いてわざわざ買いに行ったんぞ!なんてみじんも思わなかったんだ。

 

僕もこうやって育ててもらったんかな。

 

って考えたら、やっぱり世界は美しいなって思えた。

 

戦争なんかしないで世界中の子供達が、楽しそうに笑える日がくるのを心から願ってます。

 

サンタさんありがとう。

 

メリークリスマス!

 

 

 

ほっこりしようぜ

 

 

 

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