結論から言うと佐野疊屋が目指す場所は、ざっくりですが
『みんなハッピー』という世界。
かといってAを幸せと思う方もいれば、Bが幸せだと思う方も共に在る世界で、
みんなハッピーというのは、あまりにも抽象的な言葉だと僕自身感じていて、その上で目指せるならば、まず近くの人達(家族やTEAM)との幸せを目指し、家族やTEAMと世界中に元気と感動を想像し、創造していく。
経営とは、生きている間にいかにそのサークルを大きく出来るかを楽しむゲームみたいなもんだと思っています。
その為に絶対外せない大切なことが一つあって、
それが自然。
自然がなけりゃ何もはじまらない。
ヒトが、心身ともに健康じゃなきゃ全てのバランスが崩れるように、今はまだ当たり前のようにある日常は全て自然ありきで成り立っている。
いくらお金をもっていようと、
いくら権力をもっていようと、
ただただ当たり前のように過ぎていく”今”に尊敬と感謝から始めるべきだと思う。
その場所に可能性を見た。
このブログのタイトルは『佐野畳屋の目指す場所』ですが、僕が方向性を探るとき、まず最初にやるのが、
人生かけて、命を使って”目指す場所”か?って禅問答。
その問いに、その問いの答えがワクワクするものであればその後、必死に方針、具体案まで落とし込む。
ちなみに根っことなる基本理念は
『我が社が成長すればするほど社会課題が解決され、世界中に笑顔が増えていく』です。
つまり自然にも人にも優しくて、世界中に元気と感動をそうぞうできてワクワクが止まらない方向、
このブログの本題、『佐野疊屋が目指す場所は』ズバリ
畳や農業、といった”今の仕事×テクノロジー×『循環型デザイン』”
を通じて『今』を最大化するイノベーションを起こす。
説明不要でしょうが念のため言いますと、
イノベーションとはwikiさん曰く『革新的な価値を創造すること』(かっちょええな)
現代社会、特に日本においてすごく感じるのは、『今』の価値が低すぎること。
米倉さん曰く「高すぎる日本のスマホ」とは逆に
日本の”今”は安すぎる!!!
大量生産、大量消費時代の余震とも言えるファストフード、ファストファッションが渦巻くまちづくりも、
効率化、合理性、依存を餌にした物的社会も、ある意味行き過ぎた資本主義も、
全てが”今”の価値を”心”の価値を安っぽくしている気がしている。
実際うちの子どももスマホ、ゲーム機を取り上げると「暇、暇、何すればいいーー??」と言う。
ブロックもあるし、本もあるし、外にでりゃバスケットゴール(バスケ部ですよね)
もあるし、なんせ走って回れる田舎であるにも関わらず。
そしてその副作用に慣れてきた頃、楽しい遊びを思い出すし、あみだす。
本来子どもは遊びのクリエイター。人間の本質そのままに何だって遊びに変えてしまう先生だ。
それが歳を重ねるにつれその切り替えが下手になり、遊べなくなる。
小学生時代から大人になっていくにつれ、スマホ見てても怒られなくなるからか。
自己反省も含めて、
だから僕は”今”の価値を思い出すような事業を主軸とし、命を使いたいと思う。
それがい草、縁(へり)、畳床(畳の芯材)、まだまだ多くの生産者さんを要する物心共に日本の至宝である畳であり、オトンキーが大量生産、大量消費時代に揉まれながらも築いてきてくれた農業であり、僕の人生そのものを表現する音楽であり、発信である。
今日も当たり前のように朝が来たから忘れてるだろ?
手が動き、足が動く。心臓は鼓動し、ブログが書ける。
まず感謝しかない。
ただただ当たり前のように過ぎていく”今”に感謝と尊敬を。
そして最初書きたかったブログとはだいぶ変わってしまったこのブログ。
アメリカに向けて飛び立った飛行機がインドに着いちゃった感じ。
まず電気が来ていてパソコンの電源が入り、指が動いてかけたこと自体に感謝し、言い訳とします(笑)
佐野畳屋が目指す場所の具体的なところはまた今度、
生きていて、我が家が無事で電源が入った暁には書きたいと思います。
それでは「今日」を、「今」を、最高のものにするマインドセットを。
ほっこりしようぜ
おしまい