こんにちは。
未だおかのうえの余韻(反省含む)から抜けきれていない!?
でお馴染みのりたろーです。
本当に気持ちの良いほっこり空間でした。
草原、青い空、美味しい食べ物にビールに子供達の声。
いわばのりたろーのホームと言っても過でもないあの場所、
なのにどうしてあんなに力むかなー(涙)
という反省を元に、やっぱり人間出来る事しか
出来ないということに再度気付かされました。
思い起こせば、何年前だろう?
畳学校を3月に卒業し同年8月にあった畳2級技能士試験。
力んだのかびびったのか、普段出来ていた畳を寸法違いで作ってしまい、不合格。
同期の他の6人は合格の中、一人だけ不合格。
超恥ずかしかったし、穴に入ってました。
ですが現実は現実。
ここでやめるのは簡単。
誘惑の声がする。
「今の時代手縫い試験に受からんでも仕事は出来る。」
試験は一年に一回。
来年受けるならば1人で一つ下の学年の人達と受験することになる。
「のりたろー落ちたんや。ぷぷぷ。」
後輩の心の声が聞こえる。
でも立ち向かわなければ、全てが無駄になる。
気がする。
勇気を振り絞り、再チャレンジ。
学校では破天荒なイメージしかない一つ下の後輩たちは、
「お疲れっす!!お互い頑張りましょう」
って、すごく晴れ晴れしく礼儀がいい。
逆に恥ずかしい。
そんなこんなで二度目の試験スタート。
もう失敗は許されね。
僕は前回の失敗を繰り返さぬように、入念に各所、各所で寸法チェック。
時間はギリギリだったけどなんとか出来た。
試験は木枠があり、それにはめ込む畳を手縫いで作るというもの。
出来上がった畳を木枠に持って行き、上にのせる。
(ここが一番緊張する)
そして静かにはめ込む。
スーと入って行くイメージとは裏腹に
入らない。
なぜだ?なぜだ?
僕は慌てて、ギュッギュッ。手で押し込もうとする。
が、入らない。
すると、先生が、
「こりゃー、逆しみずかかっとうばい。」
※畳には縦横の長さに対角線をという寸法があり、
逆しみずとは対角線の長さが逆に読まれているという意味。(ちょっと違うけど)
そう。
普段は便利な寸法取り機械を使っているため、緊張もあるが少し要領の違う作り方にすら気づかなかったのだ。
日頃からこういう仕事をしている方にとってはどうでもないこと。
2級試験は昼で終わり、みんなで弁当を食べて解散になるのだが、弁当だけ持ち帰りでいただき、
「のりたろーさん食わないんすか?」
という後輩の声にも、
「うん、今お腹痛いから帰って食うわ。」
と、逃げるようにその場を立ち去った。
帰り道、婆ちゃんが死んだ時の次に泣いた。
そんなこんなで翌年なんとか、
一級試験に受かり(2級は飛ばしちゃいました。)
今なお畳ラブですが、
結局何が言いたかったかと言うと、
出来ないことはいくら気合いがあっても、情熱があっても出来ないってこと。
僕の場合、気合いが邪魔にすらなったバージョンです。
絶対やるんだ。
届けるんだ。
届け、届けーって、力んでみても、普段からの練習以上のものは出来ない。
というか、いくら力んでもその吐息で逆に遠のいちゃう。
情熱は、燃やし続けて、日頃からコツコツとやるしか方法はないんだ。
話を戻すと、おかのうえののりたろーは、
安保法案が話題になり、
やれ、自然に感謝することを歌いたいんだと、
力んで力んで、結局一番自然とは程遠いステージをしてしまった。
応援してくれたみなさん。本当すいません。
日頃から自然の中に生きる者として、考え、励み、感謝しながら、
またつぎのステージに立てる日を楽しみにしていきたいと思います。
次は10月9日『のりたろーの部屋31畳目』ですね。
なんか告知したいだけのブログみたいになってしまいましたが、
決してそうではないです。
今日記しておきたかったのは
本当に伝えたいことがあるなら、
日頃往生。
積み重ね。
ブログの発信しかり、ニュースレターしかり、歌でも、本でも、
ちゃんと積み重ねて行くべきだ。
最後に
シルバーウィーク真っ只中。(今日から仕事ですが)昨日は家族四人で念願の動物園へ行きました。
天気も良く、人も多かったですが、
久々のハイキングみたいな感じで楽しかったです。
息子も言ってましたもん。
「水族館の方が良い。」って。
がちょーーん。
(動物園関係者のみなさん。すいません。)
そして何より昨日一番気になったニュースはこれ。
小さな闘争ってなに?
ほっこりしよーぜ
おしまい