あるお店で昼食をとっていた時の話。
時間は12時40分くらいで、ピーク時を終えたばかりのような感じの中で僕は自分の注文したものを待っていた。
店内はカウンター5席、四人掛けのテーブルが5、6個といったところだろうか。
僕はカウンターに座ったのだが、一人で来たお客さんはカウンターが空いておらず、仕方なく一つ空いていたテーブルに座った。
少し時間がたつと、僕の隣にいたカウンターのお客が食べ終わり店を出た。
店はピークを終えたとはいえ、まだチラホラお客が入ってきていて、先ほど一人で来てテーブルに座った方が言った。
「カウンターに移りましょうか?」
それだけで僕は気の利いた良い人だなぁ。と思ったのだが、
店員は言った。
「いいですよ。(いや結構です的なニュアンス)」
そう言って厨房の方に入っていった。
僕は正直ガッカリした。
いつも朝礼が何かで、しっかり接客というものを学んでいれば、しっかりお客さんに喜んでもらいたい。そういう意識を持っていれば、あの言葉は違ったはずだ。
確かにピークも終わったし、わざわざ移ってもらわなくてもよかったのかもしれないけど、言葉足らずに感じた。
移りましょうかと言ってくれたお客さんに感想を聞いたわけではないからどういう気分かはわからないけど、僕だったら、少し恥ずかしい気分になったはずだから。
「有難うございます。でももうピークを過ぎて大丈夫ですので、ゆっくり召し上がっていって下さいね。(ニコリ)
という対応をとってくれたら、直接的に関係のない僕もリピーターになっていたと思う。
飲食店は美味しいものだけ提供出来たら良い。
という店長の思いがあったのか。
はたまたただ単になんの教えもしていない状況だったのかは定かではないが、
他の店員さんの動きや顔なんかみていると、
多分後者だと思う。
毎日毎日、来てくれるお客さんにどう喜んでもらうのか?
何のためにこの店を開いたのか?
そんなことをしっかり話あいながら過ごしていると多分あの対応じゃなかったと思う。
しっかり喜びを意識して、畳を通じた時間作りをしていこうと思った出来事でした。
有難うって言わなきゃいけないものではなく、
心を磨くと自然と出てくる素敵な言葉。
有難うって言いなさい。ではなく
有難うと思える心を磨きなさい。
と自分に言い聞かせて、今日のブログは終わります。
いつも有難うございます!!
ほっこりしようぜ
おしまい