日々の積み重ねがやがて文化になる。
僕が大好きな畳もまさにそうやって日本独自の文化となったんです。
「伝えたいのは真実。本当に届けたいモノを届ける。
本当に届けたいコトを伝える。本当に共有したいココロがここにはあるから。」
佐野疊屋は本当に伝えたいモノ、コト、ココロを”伝わるカタチ”にするのが仕事なんです。
2017年9月30日
福岡県中小企業センターさんと株式会社 アジアン・マーケットさんの全面協力のもと、博多リバレイン1F HAKATA JAPANさんにて
体験ラボが開催されました。
畳を一緒に作ったり、い草でしめ縄を作ったり、本当にい草まみれの3時間でした。
最初に畳作りの工程を説明し、
畳作りの前に大事な素材が出来る工程があること、そこがあっての畳であり、文化であること、
たくさんの現実の上に畳があること。
そんな風に畳を実際縫って頂きながら、畳の奥深さ、職人の心構えなど、
伝わったのかな??(笑)
多分、細かいことは10%も伝わってないのかもしれないけれど、
「超楽しかった」とか「楽しい雰囲気がすごかった」とか
一番気になってた部分への嬉しい感想が頂けたので本当に嬉しかったです。
滅多に見ることのない手縫いでの畳制作に興味津々。
実際に縫っていただいたり、「!!!!!硬っ!!!」
すっごい筋の良い子供さんに
「前世は畳屋さんだったの?」と聞くと無視でした(笑)
集中力がすごかった!!10年後入社待ってるぞ。と言ったらやっぱり無視でした(笑)
からくりも別工程で有ちゃんが伝えました。
そしてメインのしめ縄づくり。
倉井さんの無染土のい草でねじりねじり
「これってやっぱり新年明けてしまったら神社さんで焼いてしまわないといけないですか?」
いや。せっかくみんなで作ったんです。
迎春だけはずして使っちゃいましょう!!
い草の効能の先は長いですから(したり顔)
そんなこんなでものすごく疲れましたが、大変有意義で最高な3時間でした。
10名限定の参加料3000円というイベントでしたが、
お子さん合わせて13名に参加いただけるという大変ありがたい体験ラボ。
来てくださった皆さん。
中小企業センターの山本さん、竹志田さん、
アジアンマーケットの安武代表、室井さん。
裏で動いてくださった東宝ホームの宇都さん。
そして日頃から、こんなにもいい草を作ってくださる生産者のみなさん。
応援してくださる皆さん。
スタッフのみんな。
畳が新たな文化になった日。
まさに温故知新。
古きを楽しんでいたら、こんなに素敵なご縁が広がっています。
ただただ感謝。
まだまだ伝わる楽しいカタチを創造しながら、
これからも日本文化を想造してまいる所存です。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします!!!
ほっこりしようぜ
おしまい