
畳とコンポストで実現する循環型社会!古畳を堆肥化する取り組み
[2021年1月9日 06時00分]
未来事業部の畳リサイクル革命
畳を循環資源に変える第一ミッション
2020年10月に立ち上げた未来事業部。そして、第一ミッションは古畳の解体・分別でした。それまでは焼却場に運んでいた古畳を解体し、一つ一つの素材に戻すことで焼却をせず再利用、リサイクル出来る形に変えることが出来ます。
ゴミから資源への転換
つまり、ゴミと呼ばれていたものが資源に変わるんです。(こんなにワクワクする仕事はないね)
長期ビジョンの重要性
もちろん、短期的な効率やコストのことだけを言うと、焼却の方が断然生産性が高いのですが、自然あっての経済です。そこで、畳という日本の至宝がこれからもっと世界に誇れるものであるように、中長期ビジョンを目指し超高速でPDCAをグルングルン回していきたいと思います。
畳コンポスター作りという新たな挑戦
コンポストとコンポスターの基本知識
さて、そんな未来事業部ですが、次なるミッションは「コンポスター作り」です。
まず、コンポストとは、生ゴミや落ち葉などを堆肥化させたものを指すようです。一方で、コンポスターとは堆肥化させる容器のことを言います。
日本の知恵を現代に活かす
実際に、これは日本の精神「もったいない」から生まれた知恵であり、今また見直されている循環型システムであります。肥溜めなんて今はないもんね…
い草と稲藁の畳コンポスト実験
従来のコンポストを超えた挑戦
生ゴミや落ち葉をコンポストするのももちろん素敵なんですが、今回プロジェクトとして私が挑戦するのは、い草や稲藁のコンポストです。
古畳から生まれる循環システム
そう、古畳を解体することで出てくる稲藁や、二次利用が不可能なぼろぼろになった畳表をコンポスト出来ないだろうか?という発想です。
化学肥料不要の農業を目指して
そして、栄養たっぷりの堆肥にし、それを今はオトンキーがやっている農業で使うことで、化学肥料を使わず、循環型システムにしようという目論見です。
い草コンポストの可能性と課題
既存の実例調査結果
堆肥化について調べたところ、稲藁は実例があるようです。しかし、い草は載っていませんでした。
専門家からの情報募集
そこで、い草生産者の皆さん、何か知っていたら教えてください!
畳コンポスター実用化への道のり
実験段階からの出発
ってなことで、今は実験段階ではありますが、とりあえずやってみようということです。
具体的な実施計画
そのため、一月中にコンポスター作って、解体・分別の仕組みを整え、アルバイトを雇用する準備を整えたいと思っております。
家庭でもできるコンポスト活動
身近なコンポスト体験
コンポストに興味ある方は、気軽に家庭で出来るコンポスターのサービスがありました。また、何か知っていたり詳しい方がいたら紹介していただけたら嬉しいです。
コンポスト普及への願い
このように、畳とコンポストの組み合わせから、より多くの人が循環型社会に参加できるきっかけが生まれることを期待しています。
畳の循環利用で築く持続可能な未来
自家製コンポスターの意義
自家製コンポスターで畳をつむぐ。これが、私たちの新しい挑戦です。
畳に無駄はない理念
畳に捨てるところはない。この理念のもと、しっかり未来に誇っていきましょう!
循環型システムの完成形
最終的には、畳→解体→コンポスト→堆肥→農業→食料という完全な循環システムの構築を目指しています。
畳コンポストプロジェクトの社会的意義
環境負荷の大幅削減
従来の焼却処分と比較して、畳のコンポスト化は以下のメリットがあります:
- CO2排出量の削減:焼却によるガス排出を防止
- 廃棄物の資源化:ゴミを有用な堆肥に変換
- 土壌改良効果:化学肥料に頼らない農業の実現
地域経済への貢献
さらに、畳のコンポスト事業は地域雇用の創出にもつながります。実際に、解体作業やコンポスター管理など、新たな職種が生まれる可能性があります。
今後の展開と協力者募集
実験から実用化へ
現在の実験段階から、実用化に向けて以下のステップを予定しています:
- コンポスター試作機の完成
- 畳素材の堆肥化実験
- 農業での実証実験
- システムの標準化
専門知識を持つ方々へのお願い
特に、以下の分野の専門知識をお持ちの方からの情報提供をお待ちしています:
- い草の堆肥化技術
- コンポスター設計
- 有機農業の実践方法
- 循環型システムの事例
まとめ:畳とコンポストが創る新しい価値
伝統と革新の融合
畳という日本の伝統的な床材と、コンポストという循環型技術の組み合わせ。これは、伝統を守りながら革新を生み出す理想的な取り組みです。
一人ひとりができること
また、この取り組みは大規模な設備投資を必要とせず、家庭レベルからでも参加可能です。つまり、みんなで協力すれば、大きな変化を生み出すことができるのです。
未来への責任
畳に捨てるところはない。この言葉が示すように、私たちには次世代により良い環境を残す責任があります。そして、畳とコンポストの力で、その責任を果たしていきたいと思います。
ほっこりしようぜ
おしまい
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