お手入れが行き届いている和室の部屋

夏の風音とともに始まるカビ い草シーズン

おはようございます。四国、中国地方の方には不謹慎な話かもしれませんが、台風11号の風の音が大黒摩季さんの歌に聴こえてなりません。

実際に、風音が夏のお知らせに聞こえるちょっとおかしな中年男性のブログです。

いやぁ。ブログが書ける人生っていいですなぁとしみじみ思います。ここ一か月、サーバーの移行の関係で書けなかったもので。

アウトプットの大切さ

私たちは日々色んな事が起こり、色んな事をインプットしたり忘れたりを繰り返して生きています。しかし、やはりアウトプットすることって大事だと思うんです。

それが井戸端だったり、Twitterだったり、僕の場合ブログというわけで。

ただし、ブログは誰かに読んでもらう前提で書いているわけですから、言いたいこと言って「ああすっきりした。」というのはタブーだと思うんです。

とはいえ、このブログが役に立っているかどうかはすごく微妙ですが（笑）。それでも、あなたの笑顔や役に立ったらいいなぁとは常々思って書いているんですよ。

畳屋さんの夏とカビ い草お手入れ時期

さて、七月も中旬を過ぎ、ここから畳屋さんにとって一番忙しい時期になります。実際に、梅雨明け次第ですが、梅雨明けからお盆までの短期間にドバっとね。

なぜなら、来客が多くなる季節ですしね！最近はお盆前、正月前が忙しいというのもばらついてきましたがね。

梅雨明け後のカビ い草対策

畳替え済みのお客様へ

まず、もう畳替えをされたお客様は、今から温度が上がってくると、一気にカビ い草問題が発生します。そのため、小まめなお手入れをお願いしますね。

これから畳替えのお客様へ

また、今から畳替えをされるお客様は、梅雨明けにしたからカビは生えないと過信せず、日々のお手入れをよろしくお願いいたします。

カビ い草生産者から畳屋への親心

先日、い草刈りに行かせてもらいました。実は、い草生産者さんから僕たち畳屋さんに畳表が嫁ぎます。

つまり、生産者さんが2年間手塩をかけて育てた可愛いい草が畳屋さんに行くわけです。

畳屋の責任感

その好意を無駄にすることなく畳に縫い上げて、お客さんのもとへ嫁がせます。以前は畳屋さんは畳表にそんなに愛着はなかったと思います。

しかし、全国にはよく産地に行き、実際に生産に携わる畳屋さんがいます。その人にとってはやはり畳がちゃんとできているだろうか？カビなんか生やしてお施主さんに迷惑かけてないだろうか？と親心なんですね。

家族への思いやり

だから、お手入れ方法なんかも伝えつつ、「梅雨時期は反抗期と言いますか、血気盛んな時期でして、何卒優しくお声掛けを！！」と家元さんにお願いするんですね。

天然カビ い草の関係

先日「中国表はカビが生えるからやめたほうが良い」と聞いたとお客さんに言われました。

しかし、国産でも生えます。

実際に、天然である限り生えるんです。中国産をお勧めしない理由はそこではないんです。が、その話はあと6時間くらいかかるのでまたにします（笑）。

なぜカビ い草は栄養豊富なのか

なんせ天然い草の新しいうちは栄養たっぷり血気盛んですから、カビも生えやすいんです。

ただし、何度も言ってますが、環境作りと少しのお手入れでそこは大丈夫です。そのため、正しい知識を身に着けていただければ、親元として幸いです。

カビ い草の色の変化を楽しむ心

あと色が焼けるのも嫌だと言われる方もいらっしゃいます。しかし、血気盛んな時期から大人への進化です。

実際に、アジが出てきますのでそこは”楽しむ”時間ですので笑っておきましょう（笑）。

まだまだ親として伝えておきたいことがございますが、うちの子はいい子ですから、信じてあげてくださいますようよろしくお願い申し上げます。

カビ い草お手入れの5つのポイント

1. 梅雨から夏のカビ い草対策

まず、梅雨から夏にかけては特にカビが発生しやすい時期です。そのため、湿度管理を徹底しましょう。

2. 新しいカビ い草の注意点

また、新しいい草は栄養が豊富でカビが生えやすいので注意が必要です。特に、設置後1〜2ヶ月は要注意期間です。

3. 日常的なカビ い草メンテナンス

さらに、定期的な掃除と通気を心がけましょう。毎日の掃除機かけが最も効果的な予防策です。

4. 自然な変化を受け入れる

そして、畳の色の変化は天然素材の自然な成長過程として楽しみましょう。これもい草の魅力の一つです。

5. 産地に関係ない適切なケア

最後に、国産、中国産問わず、天然い草は適切なお手入れが大切です。品質に関係なく、天然素材には共通のケアが必要です。

まとめ：親心でカビ い草を見守ろう

ふう。親って大変だわ。（笑）

しかし、天然い草は適切なケアをすれば、長年にわたって美しい状態を保つことができます。そのため、カビを恐れず、正しい知識と愛情を持ってお手入れしていただければと思います。

また書きますね！！

ほっこりしよーぜ

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