『畳屋が語るBAR』in 北九州市小倉 レポ

今回は久々の雑記ブログになるんですが、まずはじめになんで畳屋がBARをしようと思ったのか?

そのことについて書きたいと思います!!

理由?というか仮説が、2つありまして、

まず一つが、

畳のことって聞きづらい空気になっているのではないか?

です。

家に畳がある方は少なくないと思います。

何かで言っていた話では、日本の住宅の7割に畳があると言います。

でもそのほとんどの方が、畳のことをカジュアルに聞ける間柄の人がいないのでは?

と言う仮説です。


結論から言うと当たっていました。(昨日来られたお客様に限りますが)

畳屋さんに聞きづらい理由としては、

・なんか怒られそう
・何から聞いて良いのかわからない
・聞きにくい空気が漂っている
・畳屋さんがどこにあるか知らない

ということでした。。(なんか怒られそうって・・・・。)

そして二つ目の仮説は、

佐野畳屋のやっていることって都会の方が求められているのでは??

です。

こちらはまだ検証中ですが、少なくとも昨日の皆さんは『welcome』な感じでした(わからんけど)

ちなみに佐野畳屋のやっていることとは、

ざっくり畳と心の循環型への取り組みです。

まず心の部分では、畳表や畳縁の産地のこと、生産者さんのこと、生産者さんとユーザーさんの思いの循環。

これまではいくらで仕入れ、いくらで売るという業界だったため、手を加えて一生懸命作ったものが、ただのものとして流通し、どこにいったのかもわからない状態でした。

それを畳屋さんが生産者さんと繋がることで、納めた時の話や、その写真やお客さまの声などを共有できるし、畳屋が生産部分に携わることで、より深いレベルで提供できる。

また今までは焼却、埋め立て、放置でしか処分方法がなかった古畳を解体して、

土に戻したり、もう一回使える形にするという取り組み。

加えるならば、その作業を年金だけでは足りない方々や、隙間時間でバイトしたい大学生に

やってもらうという循環を目指した取り組みです。



この取り組みは解体できずにいる古畳を保管しておく場所、解体から出た稲藁等が土に戻るまで置いておくところ、

が必要になり、土地が広い畳屋さんでしか手をつけづらい取り組みです

だからこそMr.田舎っぺで土地だけ広い佐野畳屋にはもってこいの取り組みであり、比較的土地の狭い都会では、

出来ないだろう。でも求める方はいるだろう。

それが二つ目の仮説です。

まあそんな仮説を持って臨んだ畳屋が語るBARでしたが、誰か来るのかな?と心配したのでしが、

会場の北九州市小倉駅のすぐそばにある『秘密基地』さんのお力で、たくさんの面白い方々が遊びに来てくださって、

本当に楽しかったです。






記念すべき1人目のお客様。

現在はエンジニアをされている女性なんですが、

実は小学校の時い草農家さんになりたかったそうで「ええええええ!!!??」って大盛り上がり。

こんなことってあるんだなーっと、もうすでに感無量の僕でした。

時間的には18:00〜21:00の3時間でしたが、本当あっという間で、

畳に興味持ってくれてる方結構いるんだなーと再確認し、もっと頑張ろうと決意を新たにしました。

次回は7月14日に、またやらせていただく予定です。

その時は、い草刈りから帰ってきたばかりで、またその話も画像を交えてできると思いますので、

Facebook、Instagramフォローいただき、チェックし遊びに来ていただけたら幸いです。

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初めての試みでしたが、本当に楽しかったし、改善点もあったのでまた次に繋げたいと思います。


お世話になった皆さん。本当にどうもありがとうございました!!!!

ほっこりしようぜ

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