おはようございます。
い草を伝える戦いというタイトルで今日は書きたいと思います。
戦いと言えばなんだか荒っぽいですが、要は楽しいかどうか?が最優先。
誰が?
い草の関係者全員が”楽しい必要”があると思う。はき違えないで頂きたいのは”楽(らく)”という意味ではないんです。
置かれた状況はキツイと思います。すごくキツイと思います。
それでも楽しむ必要がある。
それはなぜか?
楽しくないと伝わらないから。
押し売り、悪徳商法の悪いところは自分は楽しくないのに
楽しいふりをして売るところです。
逆に楽しいふりで売れるのだからすごいですけど。
でもそれは凄い短期的な話しですよね。
僕は後世にずっとい草表の畳を残していきたいんです。
一過性で、自分に代だけ食えりゃいいやなんて微塵も思ってない。それだけい草が楽しいです。
ここではい草の魅力の話はしませんが、勉強すればするほど自然素材は素晴らしいです。
僕は縁あってい草ですが、木、水、土、草、どんな自然素材も完璧では決してないけど最高なんです。
作る人、伝える人が一番それを愛するべき(楽しむべき)です。
一体何の話を偉そうにしているんだ(笑)
すんません。
なぜこの話になったかと言うと、
こんな話があります。
明太子ウィンナーを電話セールスで売るというアルバイトをした時の話。
自給1000円の張り紙に飛びついてやったバイト。
内容は、何らかの飲食店の電話帳の上から順に電話をかけ(東京が多い)、明太子ウィンナーいりませんか?
と言うシンプルな内容。
しかもマニュアルがあってそこには明太子ウィンナーがどういうもので、どういう風に役に立つのかが書いてあり、
上から読めばいいだけ。
ただそんなに甘くなく、まずセールスという時点で電話を切られるのが当たり前、
その中でも切られにくい入りで、明太子ウィンナーの内容に持っていく必要があります。
50件くらいかけて心も砕けかけたその時に、
「最所はそういうもんだからね。」
と優しい女性がフォローしてくれる。
そうまだ入ったばかり。
色んなバイトをしてきたけれど、結構何でもうまくやってきたし、
やれるはず。頑張ろう。時給良いし。
「つまり明太子ウィンナーとは、、」
かちゃ ツーツーツー
「お酒に合うんですよ、だから、、、」
かちゃ ツーツーツー
ガッデム。ちくしょー
いやいや、なにかコツがあるはずだ。
だってみんなやっているんだから、俺にやれないはずはない。
でも当時は二十歳でしたから、
がむしゃらなだけでした。
情熱があれば大丈夫。きっと伝わる。
そう自分を説得し、みんながたばこ休憩に行ってる間も、イメージトレーニングを繰り返し、電話をかけまくった。
そして、運命的なことが起きたんです。
「こんばんは。わたくし福岡の○○という会社なんですが、実は明太子ウィンナーという商品がありまして」
うんうん。(相槌)
おっ。良い反応だ。
行けそうだ。
その後もマニュアルを読み進め、
ビールのつまみになるとか。
福岡名産明太子がいっぱい入ってピリッとうまいとか
なんだかんだを読み進め、
その間も、うんうん
と聞いてくれてる。
よし。初契約になるか?
「ってな商品なんですが、いかがでしょうか?」
(ゴクリ)
「うーーん。何言ってるのかわかんなかったからいい。」
がびーーーーーーン
お母さん。都の人は怖かです。
あとにもさきにも一日でバイトを辞めたのは初めてです。(笑)
ね?
いくらマニュアルがあろうが、商品がよかろうが、楽しくないと売れません
だって楽しくないと続かないんだもの
みつを
まああまり説得力のないエピソードですが、
二度と電話セールスはやらないという話でした
あれ?
そんな話やったっけ?(笑)
ワクワクしてる?
が合言葉です。
ほっこりしようぜ
おしまい