佐野畳屋の理念には『感動重視』というものがあります。
”如何なる時もわくわく忘れる事なかれ。世の為、人の為に最高の感動を目指す。”
自論ではありますが、世の為、人の為にならない経営なら辞めてしまえと思っています。
おはようございます!!、朝からちょっぴり過激な僕です。
というわけで、ミッション。
クールなおじさんを感動させるべし。
今週頭から、総数26枚表替えをさせて頂いた立派な持家
そこの家主様は、打合せ時からあまり笑うことはなく、材料を決め、日にち決め、施工、畳替えは淡々と進んでいきました。
どうやら26日は一回忌ということで、大切な誰かが亡くなってしまったから。
その見送りと言いますか、大事な場面に畳を綺麗にして議を行いたいとという気持ちに恥じぬように、
畳を替えて良かったと思って頂けるように、
ただただ一生懸命やりました。
でも最後まで笑ってもらうことはありませんでした。
だだ一言、ありがとう。
その一言が沁みました。
感動してもらうのは容易なことではないけど、その一部屋が何に使われるのか?
そこで何をするのか?したいのか?
そんなことを一生懸命考えて、常に感動を目指していきたいなと強く思いました。
畳は世界を感動させる力を持っている。
でも、それを担う人がそれに気づいていなければ、
赤子がダイヤモンドを持っているみたいなものです。
産地に行こう。そこに必ず価値がある。
売上でも単価でもなく、お客様と向き合おう。そこに必ずヒントがある。
従業員と話そう。語り合おう。
そうやって素敵な畳屋になりたいんです。
ほっこりしようぜ
おしまい