ラブレター

夜な夜なよーなーよーなー子牛をのーせーてー   どうもおはようございます。

昨日の夜は、多分畳屋史上初の接客数でへとへとへーとーへーとーの中、 やはりア○ヒビールは美味いと思いつつ、はしご酒の桃のチューハイを頂きつつ、 手紙を書いてました。 内容は、カビのことをメインにカビっぽい奴のことの書きました。(誰やねん)

 

梅雨もあけるっちゅうねんとの声が聞こえてきそうですが、 実は今からですからね、カビ問題は。

梅雨時期に貯めるだけ貯めた水分を一気に放出するい草ですが、放出しきれず、そして水分の多い状態にもちろん酸素、そして若草の豊富な栄養分、からの高温。

ミスターマリック風にいうならば、 「きてます。きてます。」

 

じゃあどうすりゃいいの??

 

 

人生のクエスチョンにブログにてアンサーソングを書いてはいるんですが、中々の大作で書きあがらず、もうちょいお待ちを状態なんす。 ただ手紙(ニュースレター)では簡易的ではありますが書き、一昨年から今年にかけて、天然表で畳替えをして下さった方を中心に出していますので、もし必要な方は、お申し付けください。 ってか、一週間以内にはブログにも書きますので要チェックです!!!

 

 

昨日は一針入魂というブログを書きましたが、 少し補足をここでさせて下さい。

 

現代社会、畳は新床、表替え、裏返し、琉球畳、カラー畳などすべてが大部分機械中心で縫われています。

中には手縫い中心な職人さんも居られますが。

昨今、いい機械があれば畳表を張り替えるだけ、たたみの心材(畳床)に畳表を縫い付けるだけの作業だけなら、多分新人さんでも2時間くらいで出来ます。(スピード、クオリティーはともかく)

ですが、昨日書いたように型崩れしにくい畳、傷みにくい畳などを作るには、基本的な技術、正しい知識と、入念な目利き力が必要になってきますし、

また綺麗に仕上げていくためにはプラス経験値や応用的な技術が必要になってきます。

私は一応国家資格である畳1級技能士の資格を持っていますが、ある研修会に行くとまったく持ってダメダメですし、 1級はスタートにすぎないと痛感させれます。 手縫い出来ればすべて良しでもないし、機械だから誰でも出来るはもっと駄目ですし。

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これは昨日も上げた写真。   そして

浜田さんの畳の裏

これはお師匠と仰ぐ方の写真。   もちろん素材は違いますが、全然違うでしょ。

 

まあここまでするには時間と費用もかなりのものになってしまいますが、 型崩れもほとんどなく、い草のよれよれも出ずにきっと長い間しゃんとした状態で敷かれていると思います。

 

よく「即日20枚まで仕上げます。」   などという広告見かけますが、

まずここまですると2,3枚がやっとかな?正直特殊な方法を用いてるため私は出来ません。(縁付けなど特に)、

20枚やるには、ただ畳表と縁を替えるだけの作業となってしまうと思います。 もちろん技術者が何人もいて各々の工程にちゃんとやっている所もあるでしょうから一概には言えませんし、 床も何も手を加えず、本当に表を替えるだけで良い場合もあります(新床の時にすべてをやっている)から、状態を見てみないとわからないですけど。   補足のほうが長くなりそうなのでここらへんでやめときます(笑)

 

 

ただこれだけは言っておきたい。

 

ちゃんと畳が好きで、勉強し、親身になって考えてくれる畳屋さんをえらんでください。 そうしないときっと畳ってこんなもんかーーってなっちゃいますから。(それが一番悲しい)

畳はい草は本当に素晴らしいです。 だからちゃんと選ぶ目を養い、良い畳を入れてください。 きっと人生がより良いものになると思います。

そう。 まとめるとそんなラブレター書いてました。

い草の香りに癒されながら。

今日も頑張ろう。

 

暑そうですけど。。。

DSC_0186

 

※良い畳作る為の話し合い中。。

 

 

ほっこりしようぜ

 

 

 

おしまい

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