佐野畳屋の生きる道
[2017年5月16日 12時13分]
モノがモノを越える瞬間があるんです。
それは畳だけではなく全てのものに共通する瞬間で、
よくマーケティングの世界では付加価値をつけて売れなんて言ってますが、付加価値ってのはつけて売るものではない。
感じてもらったり、知ってもらったりした時に、つまり伝わった時に、勝手に付く。
付け加えるものではなく、
付け加わる価値。
まずその認識が佐野畳屋が大事にしている価値観。
そしてそれよりもっと大事にしている価値観は、
人間であるということ。

僕らには欲望がある。
好き嫌いもあるし、出来れば楽して儲けたいし、
家族の時間も欲しいし、自分の時間も欲しい。
僕らが人間である以上大なり小なり必ずあるものだと思う。
だからそれを悪にしない生き方、仕事が出来るようにな心構えを作る。
幸せはモノやコトが作っているように見えるけど、
実はココロからしか生まれないのです。
(偉そうにすいません)
子供がうんこした時、どんな気分になりますか?
僕は単純に嬉しい。
正常な消化機能があること、
そしてうんこを世話する時間はもうスグ終わっちゃうから、
そんな時間が愛おしい。(変態?)
良い例えが思い浮かばなくてすいません(笑)
この前次男のお尻からキノ、、
やはり自慢はやめておこう。。(笑)
これはあくまで僕の価値観であって、
佐野畳屋がうんこが愛おしい人の集団というわけではありません。
モノやコトを何のために高めていく必要があるのか?
また逆にココロをどうして磨き続ける必要があるのか?
その考え方、方向性への価値観を一番大切にしています。
い草が好きで、自然が好きなのは、
僕の価値観で、
い草は野菜より儲からないのに、どうして生産者さんはい草を作ってくれるのか?
利益を越えた人生感。
それが興味。
そしてそんな世界を心から敬愛し、伝える努力ができることが、僕の能力。
ディズニー的な面接に僕を照らしあわせるなら、
価値観、能力、興味はそんな感じ。
あなたの価値観、能力、興味はなんですか?

佐野畳屋の面接はそこから始まる。
今日はそんな話でした。
ほっこりしようぜ
おしまい
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