奥さんの気遣いと畳の素敵なお話。

こんばんは。

 

息子力作のタケコプターが可愛い過ぎると親バカの

僕です。

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そのつのは何ですか?(笑)

 

さてさて、もう昨日になっちゃいますが

あるお寺さんの母屋を畳替えしたいと依頼をいただきました。

 

 

伺ってみると、10畳が二間続いている広い空間。

そこに敷居をまたいだ掘り炬燵が設置されるリフォームでした。

大工さんがお施主さんに聞いたそうです。

 

「こんなに広く掘り炬燵を作るなら、テーブルに椅子の方が良かったんじゃない?」

 

と。

 

 

住職は言いました。

 

「私もそう思ったんですが、妻がどうしても掘り炬燵が良いって言うんです。」

 

 

 

「なんで?」

 

僕が聞きたかったことを大工さんは聞いてくれました。

 

すると住職は続けました。

 

「だって気楽に皆さんにきて欲しいのに、椅子だと人数が決まってしまうから嫌だって。

 

アポなしで遊びに来た時、椅子を用意するのではなく、隣に座り〜って関係が好きだって。」

 

ね?

 

素敵でしょ?

 

椅子に比べて畳また、掘りごたつは立ち上がるのに力がいります。

 

だけど、それすらも助け合いながら、ワイワイ言える関係を楽しんでいける空間であってもらいたいですね。

 

 

こんなことは畳だから出来るんだって威張りたいわけではないんです。

 

畳っていいでしょう?

 

ってことではないんです。

 

畳は実際最高なんですが、今日のは少し違うんです。

 

 

 

 

そんな優しいことを思いながら、畳を使ってくれることが、ただ単純に嬉しかったんです。

 

 

 

 

まあ盗み聞きなんですけどね(笑)

 

 

この盗み聞いたご期待に添えるよう、

みんなが優しい気持ちになれる畳を心がけて作っていきたいと思いました。

 

 

 

というお話でした!!

 

 

 

 

 

 

ほっこりしようぜ

 

 

おしまい

 

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