家族の時間 トーマスとドラえもん夢のコラボ

最近は朝早くから配達やら工房に行き、夜は8時過ぎに帰ってくるから、家族の時間は実質2時間弱しかないんです。

夜、会合なんてこともよくあるから、本当に貴重な時間なんですね。

その短い時間でもキッチリ成長やドラマがあり、疲れた僕を癒してくれる。

いつも寝る時はお話をします。

絵本を読んでた時期もあったのですが、電気をつけてると次男が覚醒するので、闇の中で何かしら話すんです。

テーマは、長男が指定します。

消防車、ヘリコプター、パトカー、救急車。

 

大体決まってこの四天王、四大文明がテーマとなります。

昨日もテーマは同じでした。

しかし入り方は毎日違う。

まさにつかみの部分、枕言葉はリアルタイムに変わる。

ブログもライブもお話も、ここが一番面白かったりする。

 

そこは語り手の人生が滲みでるから。

 

 

 

 

世界的に有名な”機関車トーマス”という話がある。

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その中にハロルドというヘリコプターがいます。

 

そういえばハロルドが喋るの見たことない僕は、

枕言葉を質問にしてみた。

 

「今日はクリスマスのお話。

あっ!サンタさんだ!!

いや。あれはハロルドだ!ヘリコプターのハロルドだよ!」

 

最初は絵本風に始まったお話はすぐに雑談に姿を変える。

 

「お父さんはハロルドが喋るの見たことないけど、げんとくは見たことある?」

 

「あるよ!」

 

「うそ!?あるの?

いつ?」

大体すべての録画されているトーマスは各5回以上

は見ている。お気に入りの回は10回を越える。

 

その中でハロルドが出てくるのは数回だけ、喋るのは見たことはない。

 

そうなんです。

実は長男も結構作り話をする。

僕はその妄想と懸命でピュアなユーモアが大好きなので、それからそれから?と続きを聞くんです。

 

「で、ハロルドいつ喋ったの?」

 

「この前、バタバターって飛んでいる時、喋ったよ。」

 

「うそー。見てないよ。

誰と喋ってたっけ?」

 

「げんちゃん。」

 

「えー。げんとくハロルドと話したの?」

 

「うん。話したよ。」

 

 

「なんて言ってた?」

 

 

「なんで飛んでいるの?って言ってた。」

 

「すごいこと聞いてくるね。ハロルド。

 

で、げんとくは何て答えたの?」

 

 

「タケコプターで飛んでいるんだよって言ったよ。」

 

まさかの局を越えての夢のコラボ。

 

そんなこと思う僕は汚い大人になったのでしょうか?

 

そして多分最後の返答になるであろうことを聞いてみた。

 

「そしたらハロルド何て言ってた?」

 

「そうなん。って」

 

 

ぶはっ。

 

 

思わず笑ってしまった。

 

 

まさにピュア。

 

夢物語り。

 

空を飛んでいる話はオチない。(オチがない)

 

 

そしてその笑い声で次男は起き、抱っこしてると、妻がお風呂から帰ってきて、2人ともすんなり寝た。

 

妻よすまぬ。

次男が起きたのは、俺のせいだ。

 

寝かしつけることすら出来ない僕に背を向けて妻と3人仲良く眠る姿は、

 

朝しか見ることが出来ない。

 

 

なぜなら僕が一番に寝るから。

 

 

妻がげんとくは口が達者と言った。

続けて、誰に似たんだろうって。

 

 

多分それはあの夜会のせい。

妄想族の集会は夜な夜な開かれる。

 

 

 

ほっこりしようぜ

 

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おしまい

 

 

 

 

 

 

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