やはり僕はい草と生きていきたい。
その思いは年を越しても変わることはなく、ただ昨年のことをふまえ大きく変わったのは、
売ることから売れることへの意識。
買わせることより、買ってもらえることへの意識。
マーケティング戦略とか仕組みとかじゃなく、人間としていかに魅力的にい草のある暮らしを楽しみ、共感してもらい、感動してもらえるか。それだけにまた一年費やしていこうとおもいます。
今日は高熱の次男をゆっくり寝かせるため、遊びたい長男に静かにしなさいは可哀想だから、二人で旅に出た。
年賀状のお返事をポストに入れ、電車の時間を確かめたのち、一旦自宅に車を置き、歩いて田川後藤寺駅へ。
そこからお座敷列車でもお世話になった”平成筑豊鉄道”に乗り、直方駅へ。
念願の電車の旅へ出発である。
田舎の正月の電車内はいつもと変わらず空いており、二人で景色や会話を楽しみがらの
田川の車窓からを楽しんだんです。
途中、モンブラやキャッツ、裕、フィッシュなど。のり部屋メンバーの町”金田”を通過し、
元大関魁皇の銅像がお迎えしてくれる直方駅。
そしてぶらりのり散歩。
正月のためか何なのか理由はわからないけど、静かにたたずむ商店街を歩く親子。
田川市もそうだが、やはり地元の核である商店街が賑わってほしいと思うのは僕だけではないでしょう。
懐かしい乗り物を楽しみ、
多賀神社で次男の元気をお祈りし、なにか食べるとこを探したが見つからず、駅前の戻ると、
うどん屋さんを発見。
駅によくあるカウンターのみの店内で息子と二人うどんをすする。
粋だねー。
そしてまた来た電車に乗って帰る。
楽しい旅でした。
そしてここから今日気付いたこと。
直方駅は田川と違い、有名なパン屋さんや居酒屋さんがありました。
味もチェーン店なのでまあまあ美味しかったです。
がしかし、大切なのはやはり人です。
いくらシステム化された味の安定や品ぞろえがあれど、心からお客さんを思っていない気持ちはすぐにわかります。コンビニなんかによくあることですが。そこらへんから変わらないと田川にしろ直方にしろ地方創生はまずないと思いました。(偉そうにすいません)
そういった面でも商店街が強くあってもらいたいし、強くあれる時代になったと思います。
人に感謝し、環境にも感謝する。
対外的要因で人が来なくなった時代を味わっ商店街かもしれないけれど、人が来なくなるには理由がある。
人が来なくなったことに開き直ってしまって、改善すら考えず、たまに人が来ても楽しくなさそうに挨拶すらままならないお店に人は来ないです。
何で来てほしいのか、どこを見てほしいのか、何を伝えたいのか、
常に楽しく発信し続けることが大事なんだと感じた旅でもありました。
次男の熱が下がらず、正月明けが待ち遠しかった(病院が開かないから)三が日最終日。
ローカル線と商店街は面白い。
ただ全部”人”なんだと思った一日でした。
僕自身、今年の目標の一つとしては職人を一人雇用することがあります。
大事にしたいことを明確に更なる”い草と生きる”ための母体を大切にしたいと思います。
人こそエネルギー。
何もなくても元気に感謝。
ほっこりしようぜ
おしまい