畳を愉しむ

 

長くもないけど畳屋で働きはじめて14年近く経ちました。

畳も畳屋も生産者さんもそれらを取り巻く環境も大きく変わり続けています。

みんなは衰退と呼びますが、

自分はそうは思いません。(あばれる君風)

 

歳を重ねることは退化ではなく進化、熟成だと考えます。

 

そして進化の度に役割が少しずつ変わっていく。

 

人間がそうであるようにラライフスタイルにおいてもそれはごく自然なことなんです。

 

その昔気分に波があることを憂いていた方がいたので、

歌を作りました。

僕らは海で生まれた。

僕らの中には海がある。だから波があるのは当たり前。

 

 

昔から自然というものが愛と寄り添いながら僕の真ん中にあったようです。

そして今もそれは変わらず、

そういった心の部分をまだ幼い息子達に紡いで行きたいと考えています。

 

ライフスタイルの話に戻ります。

 

畳の間は減りました。

座敷という考え方も今は一般的ではなくなりました。

 

だからこそ一間の畳の間をより畳の特長を活かし、くつろいだり、もてなしたり出来る空間にしたいと考えています。

 

そこで、保育に向いた畳や、茶室やお座敷など、少し特別な空間として考えた畳などをメインに自然素材い草でありながら、織り方をアレンジした柄畳をラインナップしました。

 

自然素材の最高にして唯一無二な特徴は自然が織り成す香りと肌触りです。

 

僕自身がわくわくしてやまないもの。

 

僕が体感し続ける五感に響くなんとも言えない豊かな時間をお届け致します。

 

今日は2種類の柄表を畳にしています。

 

この畳は三宅建築工房さんが手がけるご新築に納める予定。

 

無垢材の空間に収まるのが楽しみで仕方ありません。

 

その写真はまた後日。

 

い草の香りと優しい雨音。

 

 

自然って本当に素敵です。

 

 

 

ほっこりしようぜ

 

 

 

おしまい

 

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