魚肉ソーセージ。
ふと香った瞬間、13年前に亡くなった父との思い出がフラッシュバックした。
お酒好きだった父はよく魚肉ソーセージをあてに晩酌していた。
最近では仕事や子育ての多忙に埋もれ、父のことを思い出す頻度は減っていたが、
ふと香った魚肉ソーセージのその香りで
少しの時間ではあったが、父がそこにいるような感じがしたのだ。
この物語をラジオで聞いたとき、僕も保育園の頃、オトンキーが運動会の親子競技でおんぶ競争なのに、抱っこして走っている写真を思い出した。
ちなみにオトンキーは健在である(笑)
多分、この先ふと思いだすオトンキーとの一枚は間違いなくこの写真だろうと、数十年前から思っているのです。
さあ。
今日は畳にこんな思い出があるといいなあって話。。
先日行われた”オザシキオンガクフェスティバル”はまさに主催者さんや出演者さんや出展者さんやお客さんにとっても”畳”という印象はものすごく濃かったと思う。
縁まーるさん。お芋と生姜と楽しいご縁をありがとうございました。
畳がすごいとか、効能が素晴らしいとか、もちろんあって伝えたい部分ではあるんですが、いきなりそんな話されても、子供に新聞読めよって言ってるくらい興味もないと思うんです。
じゃあどうするか?
まず楽しむことですよね。
体験、体感すること。
畳の上で何か楽しいこと。新聞はおもしろいねって思えること。
写真:オザシキオンガクフェスティバル2016より
写真:のりたろーの部屋33畳目より
僕は畳屋さんで音楽をやっているから、音楽を楽しむ空間として畳とコラボすることが多いですが、
凄いいい例としては、
タイムカプセル。。
畳の下は、マンションや団地は一部違いますが、たいていはバス板か、コンパネ材を貼っています。
そこに新築時や引っ越し時、または表替え時なんかにみんなで未来の自分や子供や両親に向けてメッセージや絵を描くんです。
出来れば、畳を次に剥ぐ時、裏返しか表替え周期を目安にするといいですね。(3年から12年くらい)
うちの場合、長男が2歳、次男が生まれたてのレディオの時に家を建てたので、5年後の裏返しを目安に、7歳になった長男や5歳になった次男に向けてメッセージを書きます。(書いてないですけど(笑))
そしたら多分喜びますし、新築時や出産時のこと思い出して、わいわいできます。
「あんときは雨やったねー」とか、「あんた中々産まれんで大変やったとよー」
とか、わいわいがやがや。
畳って1300年もの歴史の中で、そういった当たり前の日々の中で、そっと力を発揮しています。
畳がないお宅の方は、結構身に染みていると思いますが、
やっぱり畳はあったほうが良い。(一家に1部屋は)
そしたらば、最高に畳を楽しみましょうよ。
安けりゃいい。早いがいい。何でもいい。
って気持ちにさせたのは謝ります。畳業界のせいです。
でも今一度、畳ってなんだろう?
畳っていいな。って思って頂けるよう頑張りますので、
畳空間を見直してみましょう。楽しいこと考えてみましょう。一緒に考えましょう。
畳替えって、人生に何回あるでしょうね。
選べる楽しさ。敷いた後を想像しながら、畳の楽しいお話をしませんか?
11月19日は大任道の駅「桜街道」にて路傍の畳屋さん9畳目をやります。
久々畳を手縫いで縫いながら皆さんにお会いできることを楽しみにしております!!!
さあ。
今日もenjoyだ!!!
ほっこりしようぜ
おしまい