おはようございます。住まい博の興奮冷めやらぬ2月23日火曜日ののりたろーです。
今回の住まい博は企業数が前回の約2倍でした。
住宅メーカーさんは確か20社くらいいたと思います。
実行委員さんの涙が心に沁みました。
(その光景に隣で微笑む姿も、本当に良い会社だなあと感動しました。)
住宅メーカーさん以外は今回は8社。前回は2社だったかな?
そう。畳屋って野球でいうならば、四番サード長嶋茂雄ではないですよね。
僕的は茂雄級ですが。
客観的に贔屓目なしで見たら、多分それほど重要視してないメーカーさんが7,8割くらいは。
一度もっと良い畳入れましょうよ!
と言うと、予算がない。
お施主さんがあとで表替えすればいいでしょ?
と言われ、僕はその会社の畳は作りたくないと思いながらも、やはり仕事を減らす不安から、イヤイヤ続けました。
その会社は数年で潰れましたが。
2度とこういう仕事はしてはいけないな。
と思いました。
(誰も幸せにはなれませんから)
それは決してメーカーさんだけが悪いわけではなく、
価値を下げ続けたあげくぼやきながら続ける畳屋さんに問題があると思います。
どうこなすかばかりに目が行き、
誰にどう使って欲しいのかなんて度外視。
この単価じゃ経費もでらん!
ではなく、
この単価じゃお客さんに喜んでもらえる自信がないから、やれません。
だと思うんです。
おっと。
話が横道に逸れましたが、
結局、四番サードにスター選手がいるチームが一番強いわけではないってこと。
野球は打線です。
いくら4番が凄くても、勝てません。
いくらピッチャーが凄くても他のみんなが協力してくれなければ勝てません。
僕は最強のライパチ(ライトで8番)に、なりたいってこと。
佐野畳屋という一つの点が家づくりから建ったあとの生活の線になれるように。
家作りは団体戦です。
設計士さんがいて、監督さんがいて、営業さんがいて、(大体のメーカーさんにはいます。)
それから職人の出番。
基礎屋さん、大工さんがいて、電気屋さん、左官さん、クロス屋さん、サッシ屋さん、建具屋さん、設備屋さん、掃除屋さん、畳屋さん、色んな職人さんたちがちゃんとしないと良い家は出来ません。
そして僕は最強の畳職人集団を目指しています。
誰と誰の為にどんな家を作りたいのか?
それが一致した家は、絶対良い家だと思うんです。
お客さんの人生にそれほどない家づくりの最後に
最高の畳を敷き込むことが出来ることを、
最高に嬉しく思います。
い草の伝道師、佐野畳屋は、
天然にこだわるメーカーさんとしか、話が合わないかもしれません。
この素晴らしい日本文化を、しっかり学んで、
最強の一コマを目指します!
なんで最強かって?
僕には畳表、畳床、畳縁、など産地の最高な生産者さんたちがいる。
そして日本屈指、ってか世界屈指?
の知識と技術を学べるお師匠さんや先輩方、戦友がいる。
そしてい草愛は誰にも負けませんからね!
ものづくりは人づくり。
これからますます精進していこうと心に違って
今日のブログはおしまいです。
ほっこりしようぜ
おしまい