初めてのイベントに出店するときは、どんな人が、どんなものを求めてくるのかがよくわからないから、作戦が立てにくいけど、
よく考えたら、人がどうあるかより、結局畳の楽しみ方を伝えることしか出来ないことに気づく。
あー。もうすっかり春ですね。(ほっこり)
おはようございます。
黄昏のダレノガレ、人呼んで風来ののりたろーです。
ホームページがほぼほぼ完成致しました(スマホ用のみ)
あとは施工物語例をどんどん追加していきますので宜しくお願い致します。
見てもらえる方はこちらから(見たくない方はクリックしないでね)
さて、昨日は、個人様の畳替えを終えた後、お預かりしていた置き畳の表替えに取り掛かりはじめました。
置き畳とは、フローリングの上に置いて畳のない部屋でも畳を味わえる商品で、最近は畳のない新築物件などもたまにあり、でも子育てしてたらどうしても畳が欲しいとか、寝るとき寒いとかの理由で開発?された畳です。
まあ大体少し薄い畳が多いですが、特段決まりがあるわけではないので、色んな意味で許されるなら厚い畳のほうがお勧めです!!
何枚でも好きなとことに敷いて楽しむことが出来ます。
置く畳と敷く畳
そんなタイトルでありますが、敷く畳とはここでは和室などの初めから畳を敷くよう作られた、専門用語になりますが、畳寄せがちゃんとあって、敷き込んだ際フラットになる畳を指してます。
こんな従来のタイプ。
では一体何が言いたいのか?
そう。置くように作るのか、敷くように作るのかで作り方が微妙に違う。というか変えた方がいいのですってお話。
畳で一番弱い部分は角です。
ここが一番にへなっとなっていきます。
では敷くタイプと置くタイプ、写真で角がどうあるか見てみます。
比べたら一目瞭然、置く畳は角がむき出しになるんです。
そして畳が薄ければ薄いほど角のホッチキス加工は危なすぎます。
使う人のこと、使い方のこと、ちょっと考えればわかりそうなものですがね。(怒り)
切ないですか?
切ないですよね。
だから、打ち合わせやお話をし、
置くタイプに使うとわかった以上は、単価上どうであれ、
コーナーなどをいれ補強して、角は手間がかかっても糸で縫うべき必要があるんじゃないか?と思ってます。
愛しいですね!!
愛しいんです。
そして上の写真のように、こうやってコーナーを入れ、側面までテープを回してあげることで、
だいぶ型崩れの脅威から守られます。
敷くタイプにもコーナーは入れますし、色んな細かい補強は思いつく限り施しますが、
やっぱり、
置くタイプと敷くタイプは少し違う作り方、
使っている際どうなっていくのか想像しながら作っていく。
そんな気概を持つ畳屋さんが素敵です。
心強くないですか?
心強いですよね。
そう。ふりがすごくうざったいですが、
佐野畳屋は篠原涼子さんばりに
愛しさと切なさと心強さを胸に秘め、
畳を通じ色んな人生を応援しています。。
かっこいいでしょ?
そうでもないか(笑)
飾る畳??
そうそう。
畳って飾っても良いんですよ!!
玄関や床の間なんて、もう最高にかっこいいですからね!!い草のやつだと良い香りもするし。
以上長くなりましたが、
置く畳と敷く畳と飾る畳というお話でした。
今日は妻の友人が働く某保険会社さんのイベントに畳雑貨をもっていってきます。
また詳細はアップいたしますが、雑貨とポップのほとんどは妻が作ってくれるようになりました。
本当、愛しくて切なくて心強い存在ですね
ありがとう。
ほっこりしようぜ
おしまい