農業からはじまる物語
[2016年5月23日 05時47分]
田んぼにいると様々のことを思う時間が生まれる。
オトンキーのお米つくりの手伝いとして田植え機に乗った。今日はそんな田植え機の車窓からみた物語。
あっ!!
田植え機窓がないっ(笑)

実は先週の日曜日も少し田植えだったから、まったく休みがなく、まあこの時期は仕方がないと言えば仕方がないので。。でもどうせやるならお米つくりを楽しもうと思い、昨年のい草刈り体験のような面持ちで臨みました。

農業はオトンキーの事業ですが、実は僕の大好きない草(畳表)も農作物。田んぼで出来ているんです。
だから僕のこのい草愛はここが原点でもあるんです。
農業の厳しさを傍で見てきているからこそ、い草のありがたみが身に染みるし、毎年の出来栄えに魅了される。
多分、こんなに奥深い所で畳を見つめている畳屋は少ない。最近は産地八代にい草作りの工程を手伝ったり、体験しに行く畳屋さんも多い。
僕は以前から言っているのですが、韓国に2,3年の徴兵制度があるように、就職する前、2,3年農業をしなければならないという制度を作ってほしいと本気で思っている。
どんなにかっこつけても、どんなにいきってても、どんなにお金持ってても、所詮人は食べなきゃ死ぬんです。
おにぎり一つのありがたみを心から思う時間というのは、人生において、大切な時間だと思うのです。

ぜひこのブログを機会に日本の、世界の”農業”というものがどういったもので、
どんな風に生産者さんたちは頑張っているのかを
1分でも考えてもらえる時間となれれば幸いです。
仕事はなんだって大変。農業ばかり大変なわけではないと思うでしょうが、
半年、種もみから考えると1年、い草の場合それ以上、大切に大切に育ててきた命が、天候、地震や、台風、虫など
そして日本自体が”農”に対して誇りをもたないという状況で、
色んな事を思いながら、頑張ってくれる方たちがいるということ。
それはすごくすごく大切なものであること。
ぜひ、感じて田舎のご両親に1本電話をかけてください。
「いつもありがとう」ってね。
そんなことを思いながら田植え機の車窓から景色を眺めていました。
あっ!!田植え機窓がないっ。
ほっこりしようぜ

おしまい
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