い草を知る① まえがき編
[2015年11月19日 07時15分]
たたみの原材料として広く知られるいぐさ。
その歴史は古く、西暦927年に山城国で栽培されていた記録が残っており、
千年以上ものあいだ、日本人の生活に深く関わっています。
代表的な『たたみ』としての利用法はもちろんですが、
利尿剤や消炎剤など、薬効のある植物として平安時代以降からは長きに渡り薬草として認識されていました。
『食』
食物繊維が豊富なのでデトックス効果をはじめとする効能。
佐野畳屋ではイグサ入りロールケーキ『Igusan-roll』を販売中(要予約)
見てくださいこの笑顔。まさにデトックスの瞬間!!
『浸』
入浴剤として使用すると細菌や微生物の害を防ぐ効能。
※畳表をそのまま入れないでくださいね
『敷』
学習塾での学力向上実験や、外国人のかたに「私のオアシス」と言わしめたい草を用いた畳。
注意:写真は日本人です。
”食べてよし。浸かってよし。敷いてよし。”
最高の草。それがい草なんです。
※一部森田洋教授の著書”いぐさのすべて”から引用。
い草というと現代人にとって敷物としてだけイメージされがちですが、(最近は敷物としての認識も危うい)
平安時代以降は薬草としても愛用されていたんです。
明治維新あたりに西洋医学が入ってきて、い草は薬草としては使われなくなりました。
そういう意味でもい草は日本の魂、”侍”なんですなっ!
今、和食、手すき和紙など日本文化が世界にフィーチャーされていく中、
なぜい草はされないのだろうと常々思っています。(徐々にその傾向もありそうな感じですが)
僕自身もっとい草を知り、このブログで紹介し、
皆さんの生活にどう交わっていくべきなのか?
どういう楽しみ方ができるのかを、シリーズ化して書いていきます。
ぜひこの機会に家に畳があることの価値を思い返して、
週に6回ほど愛用してあげてください。(ほぼ毎日やーん)
い草は人のあぶらが大好きです。
素足で歩いてやれば、艶をだして喜ぶ愛くるしいやつなんです!!!
あら。素敵!
ほっこりしようぜ
おしまい
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