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SDGsと畳屋さん

ボクとい草の物語①

[2020年1月25日 06時00分]

はじめに:い草職人の忘れていた記録

おはようございます!

だいぶ前に始まっていつのまにか自分の中ですら忘れちゃってた記録。ボクとい草の物語。思うところあり改めて今またリニューアルし発表することに。

読み終わるころにはほろりと何か目頭に熱いものが。そう。それは目ヤニ。(朝まず顔洗え次男坊よ)

ってバカーー。

はい。朝からすいません。

い草との13、14年の歴史を振り返る

まあいつもい草のこと、畳のことをいろいろ書いているんですが、実は13、14年の歴史があることに改めて気づきました。そこで今回、改めて産地に行った初心に立ち戻るべく、ここに連載をスタートしたいと思います。

い草生産者・渡辺康之さんとの運命的出会い

14年前のい草産地の状況

渡辺康之さん。渡辺さんとの出会いはもう14年ほど前のことです。考えれば今よりもまだ八代のい草生産量も多かったころでした。

それでもい草はもうすごい勢いで衰退の一途をたどっていました。そして今なお進行形です。(ガッデム)

当時の畳業界の状況

今はたくさんの畳屋さんが産地八代に行き、熱意を伝えあったり、生産の一助(役に立ってるかはわからないけど)になりたいと、なんとかしたいと動いています。

しかし、14年前の当時はまだそんな風潮もありませんでした。また、FACEBOOKなんかもそこまでメジャーじゃなかったので、産地に行くと行っても、どこにいつどうやって行くのかすらわからなかったのです。

単身で挑んだい草産地・熊本県八代市への旅

い草生産者への想いを伝えたい一心で

実際僕も産地にいって「い草は最高ですので、これからも頑張っていただきたい」と言いたい。ただそれだけのことで単身八代に行きました。

しかし、どこに行ったらいいのやら?

迷子状態でい草田んぼを眺める

とりあえず田んぼを見てました。(多分お米の)すると生理現象が発生したので、そんなことはどうでもいいですね(笑)

まあ田んぼに感謝の言葉を述べて用を足し、どこにいったらいいのかなーって呆然としていました。

JAとの遭遇!い草への情熱を伝える挑戦

突破口を求めてJAへ

すると目に入ったのがJAさん。そうだ。JAさんなら何かわかるかもと、行こうとするがそこでおいらの悪い癖。

「行っていったい何話そうか?い草と全然関係なかったらなんて言おうか?」

そう考えすぎて進めなくなるタイプなんです。(今はそうでもありませんが)

勇気を振り絞ってJAに突入

そんなこんなしてると、また生理現象が発生したので、先ほどマーキングしておいた田んぼへ。そう。長い時間そこにいたということが言いたかったのです。

二度目の用を足した後、「えええーい。一体おぬしは何をしにきたのじゃー。ダメもとでもいいから早くいかんかーーー」と天の声が聞こえてきたんです。

そしていよいよJAに突入。

農家さんたちとの初対面

「こんにちはーー」

ギロっ

何やら農家さんっぽい方々が一斉に僕を見た。

「あのー畳屋なんですがーー」

まるで日本語が通じてないかぐらいの無反応。今思えば、あの方々は本当に農家さんで、どうやら作物の出荷に来てたみたいです。

い草への想いが通じない現実

「こっちに来ても誰もわからんばい。あっちいってみ。」

言われるがままにあっちに行ってみると、どうやらお昼休み。ガチョーーーン。

僕はまたマーキングしておいた場所に戻り、時を待つことに。

次回予告:い草生産者との感動の出会い

すいません。時間が来たので続きはまた書きます。(ごめんなさい)

次回は、ついにい草の生産者の渡辺康之さんとの運命的な出会いをお伝えします。この出会いが、私のい草の人生を大きく変えることになったのです。

い草への情熱は続く

今なおお話することができ、仕入れルートも確立しつつあります。い草への想いは14年経った今も変わりません。

ほっこりしようぜ

つづく


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