飯塚市にお住まいのみなさん。自然素材の畳をお求めの方に。畳の表替えなら国産畳専門の佐野畳屋へ

僕が畳が好きな理由。

[2017年5月10日 10時35分]

効率的な喜びの提供を目指す佐野畳屋の挑戦

人が喜んでくれることを効率的に実践し、たくさんの笑顔を振りまきたい。そのためには、芯を共有し分業し組織化するしかありません。

そんな思いから、佐野畳屋は新たなスタートを切りました。

実際に、畳の魅力を最大限に伝えるため「おもてなし事業部」を新設。詳細は改めてご紹介予定です。

畳への情熱が生まれた瞬間

思いは必ず届く信念

思いは届きます。信じ抜く心さえあれば、それを補足する武器は拾いながら走ればいいのです。

学びながら動き、動きながら学ぶ。これが畳屋としての私のスタイルです。

先日の頭痛でさえ、私の記憶を奪うことはありませんでした。体が本能として「考えることをやめろ」と言っているわけではなかったのです。

い草産地との深い絆

まだとことんやりきっていません。

い草産地と誇りを共有し、とことん伝わる形にしていく。これでもかというくらい伝えて、それでも「もうやめてくれ!」と言われたなら諦めます。

しかし、い草がなくなれば畳屋もやめる覚悟です。

なぜ畳が好きなのか?よくある質問への答え

「どうしてそんなに畳が好きなの?」

この質問をよく受けます。

  • 車の整備が好きで整備士になった人
  • 服が好きでアパレル業界に入った人
  • お菓子が好きでパティシエになった人

一方で、私は畳が好きで畳屋になったわけではありません。

畳屋になったきっかけ

母が畳の重さで辛そうにしていたこと。そして、人生に迷い実家に転がり込んだだけでした。

最初はお小遣い程度の給料でも、「社長になって稼いでやる」くらいの軽い気持ちでした。

ところが、産地に通うようになり生産者さんの生き様を見たとき、震えました。そして、どんどんのめり込んでいったのです。

畳技術への想い

魂の素材を活かすために

私にとって畳の技術は、魂の素材を存分に活かすためのものです。

正直に言うと、い草より野菜の方が儲かるし、リスクも少ないでしょう。

また、畳にも様々な選択肢があります:

  • 天然ものではないカラー豊富な畳
  • お手入れが簡単な畳
  • デザイン性に優れた畳

これらを駆使すれば、もっとたくさんの表現ができます。

でも、なんか違うんです。

利益より大切なもの

効能や機能性だけの話ではありません。

言い方は悪いかもしれませんが、儲からなくても信じ、誇り続けてくれる生産者さんがいます。

その一番のパートナーである畳屋が、売上に走っちゃダメだと思っています。

売上のためにい草があるんじゃない。

会社存続のため、売上も利益も不可欠なのは重々承知しています。

だけど、売上のために畳があるんじゃないのです。

畳が文化になった理由

人のための畳だから

日本の住まい方の中で、人のための畳であったからこそ、畳は文化になりました。

いくらテクノロジーが進化しても、人のために生きるだけです。

  • い草は人の住まい方を少し幸せにするために存在
  • 畳屋も生産者さんも、そんな喜びを誇り分かち合う仲間

そう信じています。

私が畳を愛する本当の理由

私は畳が大好きです。

それは畳表、畳縁、畳床、そして生き様として美しい生産者さんたちが根底にあるからです。

「い草やってて良かった」

そんな言葉が聞きたいんです。

文化的背景への愛

私は畳が好きで畳屋をやっているわけではありません。

畳ができた文化的背景を含めた生き様が好きで、畳屋をやっています。

もはや、い草の伝道師でもなくなってきました。

魂の伝道者?

うん、またすごくわかりにくい暑苦しいジャンルになってきましたね(笑)

まとめ:ほっこりとした畳の世界

最後に、ほっこりしていただけたでしょうか。

畳への想いは深く、時に熱くなりすぎることもありますが、これからも畳文化を大切にしていきます。


公式Instagram

https://www.instagram.com/sanotatamiya/

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