
い草とCLT工法|自然と共に歩む持続可能な未来への挑戦
[2021年1月29日 17時29分]
い草とCLT工法|自然と共に歩む持続可能な未来への挑戦
こんにちは。畳と自然をこよなく愛するのりたろーです。アイドリングはしねーぞと誓いました。今は夕刻です。だんだん温度が下がる車内でブログを書いています。
CLT工法との感動的な出会い
今日はいたく感動しているんです!なぜなら、経営を学ぶ団体「企業家同友会」の環境経営委員会での例会があったからです。この委員会は、同友会の中でも特に環境問題に意識の高い経営者が集まる場所です。
そして今回の例会では、2つの視点からCLT工法について学べました。まず、CLT工法で社屋を建てている社長さん。次に、実際にCLT工法で家を建てているお施主さん。両方のお話が聞ける、まさに最高の内容でした。
CLT工法とは?自然に優しい革新的建築法
「CLT工法って何?」と思われる方も多いでしょう。ぜひググってみてください。しかし、簡単に説明すると以下のような工法です:
従来の建築では使われない間伐材などを組み合わせて素材を作ります。そして、それを壁、柱、床、天井などに使用します。この方法により、以下のメリットが生まれます:
- まず、コンクリート構造並みの優れた耐震性を実現します
- また、優れた遮熱性も備えています
- さらに、コンクリートよりも経済的です
- 加えて、環境負荷が少なく未来に負担をかけません
- 最後に、木の温もりで暖かみのある空間を創出します
つまり、私たちがモットーにしている「人と自然に優しい建築」なのです。
思いを行動に変える感動の物語
特に感動したのは、建てる動機と実際の行動力です。
お施主さんは、福岡北部の豪雨災害で被災地を訪れました。そこで、現地の山への思いや災害の原因を聞きました。それから「間伐材を使ったCLT工法で社屋を建てれば、山の多い地元の役に立つ」と考えたのです。そして、その思いから4年かけて、現在ついに着工中です。
実際、思いを行動に移すのは簡単ではありません。特に資金面では難しいものです。だからこそ、この話に深く感動しました。そこで、私も将来はと心をたぎらせています。
い草の新たな可能性|私たちの取り組み
一方、私もい草で同様の取り組みをしています。規模は違いますが、畳表にならない短いい草を活用します。これは木材でいえば間伐材のようなものです。このい草でドライフラワーを製作しています。そして、「一億円のトイレ」で有名な大任道の駅に出品しています。
現在、このい草ドライフラワー加工の担い手として、コロナでバイトを失った地元大学生を採用しています。彼らにはフレックス制で働いてもらっています。
未来事業部|持続可能ない草の活用法
「捨てるところのない畳、い草を未来に誇れるように」という理念があります。この理念から、昨年10月に「未来事業部」を立ち上げました。実は、この取り組みは地元新聞にも掲載されたんですよ(えへへ)。
この事業部では、畳の解体から分別、そしてリサイクルまでを行います。これも大学生の力を借りて進めます。彼らと共に、思いを語りながらい草ドライフラワーを作っていきます。
バイトを失った学生も「未来そのもの」です。ですから、未来事業部は人と自然に優しい事業部にします。これは絶対の約束です!
自然素材の未来を共に創る
最終的に、CLT工法を採用する方々の思いに負けないよう頑張ります。「行動あるのみ」で今後も進みます。ぜひ、畳の香りが楽しめるい草商品にご期待ください!
なお、写真のい草ドライフラワーはポップが無くなり分かりにくくなっています。ですので、急いで新しいポップも作ります!
現場からは以上でーす。
ほっこりしようぜ
おしまい
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