うる覚えのお話しで申し訳ないけど、
確か沖縄の話だったと思う。
沖縄戦争で多くの人が家族や家を失い、途方にくれた毎日を過ごしていた。
残されたものは少なく、失ったものばかりを思う日々。
一軒の家に集まり悲しみに更けていた。
と、そこに夜になると現れる仮面の人。
三線を持ち、
歌おう。笑おう。生きていることを喜ぼう。
不謹慎だと追い返された。
それでも毎日、
夜ひょっこり現れて、
歌おう。笑おう。生きていることを楽しもう。
と歌う。
すると
次第に一人、また一人と、その曲に合わせ、歌いだす。踊りだす。笑い出す。
そうさ。失ったものを悩んだって仕方がないさ。
悲しいのはわかる。
でも笑おうさ。
歌おうさ。
生きていることを喜ぼうさ。
なんくるないさ。
なんくるないさ。
本当にうる覚えですが、確かこんな話だった。
この放送を見たとき、僕は沖縄ではなぜ歌いだすのかがわかった気がした。
そして、その歌はどこか悲しく、どこか切ないけど、
とってもとっても心に染みる。
いよいよ明日は沖縄ふぇすたが開催される。
大いに楽しもう。
大いに歌おう。
熊本や大分に元気だ。
大丈夫だ。
みんながいるさ
って
生きていることに感謝しよう。
CHIBI_TATAMIちゅら
めっさ良いし、
ハーモニカもふくし、
俺は生きていることを存分に楽しむのだ。
ね。
そうしようよ。
なんくるないさ。
おしまい