なんだろう。
僕はもうすぐ死ぬのかもしれない。
ランニング中、男女でカメラぶら下げて楽しそうに歩いている若い二人を追い抜いたのですが、
「良い画撮れたかい?」
って聞きたくなる。
そうやって走っていたら次は、手をぎゅっと握って歩いている2人がいて、
なんか
「幸せになりなよ!」
って思うんです。
何カッコつけてんだ?
って自分でも疑うくらいに、本当みんな楽しく生きていってほしいなぁって気持ちがあって、
これって多分僕が一番満たされているから起こりうる状態で。
幸せなんだけど物凄く怖くもあるんです。
今あるものはきっとこの先変わっていくだろう。そういうもんだし。
その時まだこんなふうに人のこと思っていられるだろうか。
少し前までこんなふうに思えてなかったのは事実で、その時何を考えていたかはよく覚えてないけど、
「負けてたまるか」
的なことを思っていた気がする。
今もそんな気持ちがないわけじゃないけど、
何かもう十分じゃよ!って言ってるおじいちゃんみたいでこわい。
まだ子ども小さいし、バイト生も美味しいご飯食べさせてあげたいし、畳を世界に自慢できてないし、環境問題も進行中なのに、
もう足るを知っちゃったみたいで、こわい。
満足しちゃってるみたいに心が静かで、
こう見えて結構ガツガツ野心的に生きてきたけど、キバが抜けたみたいで。
果たしてこれは良い変化なんだろうか。
とにかくみんなの幸せを祈念するココロは気に入ってる。
この気持ち共感できる人いますか?
良いのか。悪いのかまったくわからないんです。
頭の中でずっと
藤井風さんの旅路が鳴っている