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赤ちゃんと無染土畳

SDGsと私|身近な日常から始める持続可能な未来への第一歩

[2020年4月17日 01時11分]

SDGsは周りではまだバッジだけ?本質は日常の中に

“SDGs”。素敵な取り組みだと思うけど、僕の周りではまだバッジをつけているだけの人が多いです。

正直、かくいう僕も最初はよくわかりませんでした。しかし、2点だけ確信していることがあります。それは:

  1. SDGsはとても大切なことだということ
  2. そして、SDGsの第一歩は大人の意識改革(マインドセット)だということ

つまり、このブログでは、そんな僕がまるで学生に戻ったように、ノートに書き、インプットしながらアウトプット(ブログに書いている)しています。初心者の方に一歩踏み出せそうな気分になってもらうのが目的なのです。

SDGsとは日常の中にあるもの|一人ひとりの意識が鍵

改めて強調します。”SDGsとはつまり日常の中にあるもの”です。そして、一人ひとりの意識が最も重要になります。

このブログを読んで「あーー。だったら私にも関係あるし何か出来そうだ!!」となってもらえたら、それこそが最高にハッピーです。

もうSDGsとは何かという説明はしません(長いし嫌になっちゃうので)。気になる方はぜひググってみてください。めっちゃ書いてありますし、理屈じゃないことがすぐわかるはずです。

問題は「わかった後、じゃあ何が出来るか」ということなのです。

SDGsの17項目を一つずつ理解する|まずは「貧困をなくそう」から

そこで僕は、17個のSDGs目標を一つずつターゲットとともに頭に入れようと決めました。今日は①「貧困をなくそう」をノートに書いたので、例題に練習で考えてみましょう。

SDGs①「貧困をなくそう」の本質とは

いきなり貧困問題です。僕を含め日本人にはいまいちピンと来ない項目かもしれません。しかし、今日全部書いてみて、それは大きな思い上がりであることに気付きました。

大項目「貧困をなくそう」の中には7個のターゲットがあります。そのうちの一つ、1-5には次のことが書かれています:

「2030年までに、貧困層や脆弱(ぜいじゃく)な状況にある人々の強靭性を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露(ばくろ)や脆弱性を軽減する。」

文章的にわかりにくい部分がありますが、つまり今回のコロナショックのような経済的・社会的ショックにもしっかり対応できる社会をつくろうということだと理解しました。

コロナ禍からSDGsを考える|今こそ問われる取り組み

まだ目標達成の2030年までは時間がありますが、関係ないと思わずに、このことをしっかり日々の生活に落とし込んで考えていたら、現状は少し違っていたのではないでしょうか?

例えば、今回のコロナ対応でドイツはすごいと思いませんか?SDGsはヨーロッパが先進的だと言われています。また、ドイツは陸続きで感染症などに日頃から敏感だったから、仕組みがあり対応が早かったと聞きました(他のヨーロッパ諸国はどうなの?という感じですが)。

今は大変な時期です。兄も叔父も今日訪問したお客様も、みんな在宅勤務をしています。しかし、本当に対策ができていて「対策としての在宅勤務」なら、給料カットやボーナスなしになるでしょうか?

実は、多くの企業が今やっていることは、在宅勤務とは名ばかりの「自宅待機」なのです(批判ではありません。うちも対策出来ていないので)。

そして、これは国のせいではありません。確かに対応が遅く、「何のための税金?」と言いたくなるかもしれませんが、原因を人のせいにしたら思考停止で成長が止まってしまいます。

冒頭にも書きましたが、”SDGsとはつまり日常の中にあるもの”です。全て自分ごととして日々考えることができる人が、これからの時代は強いのだと思います。

貧困の定義と私たちにできること

「貧困をなくそう」について考えるなら、まず貧困の定義を理解することが大切です。

※貧困とは、単に収入や資産がないことだけでなく、飢餓、栄養不良、教育や基本的サービスへのアクセス不足、社会的な差別、意思決定からの除外などが含まれています。

つまり、今話題のベーシックインカムなどの考え方はここに当てはまるかもしれません。飢餓や栄養不良などは②「飢餓をなくそう」とも重なりますが、ライフラインの未発達、紛争や政治的問題などにより、上記のような状況にある人が世界には多くいるのが現実です。

「意思決定からの除外」とは、例えば漫画『キングダム』で描かれる「下僕」のような身分差別が、現代社会にもまだ根深く存在するということです。

畳屋である私にできるSDGsアクション

では、私たちに何ができるか考えてみましょう。SDGs1〜17の項目に対して、常に「今、何ができるか」考えることが重要です。

例えば、僕がこうやってSDGsについてブログに書きました。それをどこかのコンビニの店長が読んで、廃棄するはずのまだ食べられる食材の活用方法を考えるきっかけになるかもしれません。

そして、その店長が子ども食堂の取り組みを知り、自ら子ども食堂を立ち上げるかもしれません。その食堂で世界の現状を子どもたちに伝える食事会が開かれるかもしれません。

そして、その子どもたちがその事実を知り、将来の目標を見つけるかもしれません。のちにその子が食品ロスを解決する画期的な流通技術を開発したり、今は想像もつかない方法で世界の問題解決に貢献するかもしれないのです。

思考停止から行動へ|畳屋の私のSDGs挑戦

実は、僕は最近まで「貧困や飢餓は畳屋の僕には関係ないだろう」と思っていました。典型的な思考停止、成長ゼロの状態でした。

しかし、コロナをきっかけに「もっと人の役に立てる企業にしたい」と強く思い、勉強を始めました。これまでの経験から、僕にできることは「ブログでの発信」だと考え、ブログの書き方をYouTubeやGoogle検索で勉強しました。

そして気付いたのです。「キーワード」の大切さに。

「届けたい」という思いだけでは届かない。感情だけではダメなんです。キーワードを勉強して、また気付きました。「あーー今まで自己満足だったんだな」と。

世界中の「困った」がSDGsには書かれています。お客様の「困った」を解決するのがビジネスの本質です。「畳を作るのが仕事だから貧困には無力」なんて、なんて生意気なことを言っていたんでしょう!

固定観念を捨てて全ての目標に取り組む姿勢

話を戻すと、「貧困?飢餓?関係ないや。モノづくりの会社だし、私はつくる責任、つかう責任とかだろう?」という考え方こそが、成長を妨げる固定観念なのです。

今日からのSDGs行動計画|2030年に向けて

そこで、まとめと今後の目標を整理します:

  1. SDGs全17目標を把握する(世界中の「困った」を知る)
  2. 今できること、将来できることを分類する(自社の現状を知る)
  3. 自分で出来ること、協力が必要なことを分類する
  4. 全てにおいて「事業化」という目標で計画する
  5. 同時進行で情報を発信する(同じ志の人と出会うため)

世界はボーダレス|共に創る持続可能な未来

今日のカンブリア宮殿、見ましたか?めっちゃ刺激を受けました。噂には聞いていましたが、改めてドキドキしました。

もう世界はボーダレスです。僕にできて君ができないこと、君にできて僕ができないこと。世の中そんなことばかりです。だったら認め合いましょう。肩を組んで円陣を組んで、素敵な地球を未来に紡いでいきましょう。

そう、僕はそうすることに決めました!2030年まであと10年。僕はSDGsとともに生きていくことに決めたのです。

い草愛を通じた農業の大切さや、ブログを通じた発信の大切さを広めていきます。この事業のゴールは、10年後のSDGs達成です。そのリソースは「自然とテクノロジー」。

「私たちはSDGsへの取り組みを通じて、世界中の笑顔に貢献していきます」

2020.4.16 田川より愛を込めて

ほっこりしようぜ

おしまい


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