素々然々-sosonennen-⑩
[2022年2月22日 23時18分]
-素々然々(そそねんねん)-
モノが溢れる時代の中で、素のままであることは心細い時もあるけれど
過剰な付加価値やデザインではなく”素のまま”だからこそココロに寄り添い続けれるモノもある
僕が産地で出会ったい草のこと、ヒトのこと、素の思いを暮らしの中に思い出すブログ
それが素々然々(そそねんねん)です。
▶︎この切なさはなんに例えられましょう?
少しだけ早い卒業式
大人になった僕は出会った瞬間に別れが来ることは知ってましたし、
わかっていました。
何度も経験したことですし。
でも、頭ではわかっていても、
知識として知ってはいても、
41歳になった今でも、
その切なさは変わりませんでした。

昨年3月からうちにアルバイトに来てくれていた学生が
就職を無事に決め、無事に卒論を終え、地元に帰っていく。
めでたい事しかないはずなのに、
なんでこんなに切ないのでしょうか?
「頑張りなよ」
なんて偉そうに大人ぶったけど
心は相変わらず青春です。
田舎の畳屋でのアルバイト。
不安でしかない始まりだったでしょう
コチラとしても学生アルバイトさんの受け入れは初めてでしたから、気の利いた仕組みもなく
ただ思いを語り、ビジョンを語りました。
僕も色々バイトはやって来たけれど
初仕事が経営指針書(経営計画書)の読み合わせ3時間なんて聞いたことがありませんよね(笑)
それでも共に汗をかいたりご飯食べたり、新しい取り組みにも付き合ってくれました。

▶︎最近の若いもん
最近の若いもんは、
真っ直ぐです。
最近の若いもんは
最高です。
そんな最近の若いもんに、
できうる限り最高の”今”をつなぎたい
ただただこの切なさを忘れずに
今度いつか会った時に恥じない自分で在れるように精進します。
一年もない共に語った時間に
変化はあれど偽りのないカタチで見せれるよう精進します。
本当に切なくて、嬉しいマンツーマンの卒業式でもらったのは、二人称の決意
アパートの前に送り届けたあと、
これまでは振り向くこともなく部屋に入っていった君が、
今日は見えなくなるまで立っていてくれたこと僕は忘れません。
この切なさはなんに例えられましょうか?
その模様はあなたの心の中に(意味不明)

ほっこりしようぜ
おしまい
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