素々然々-sosonennen-19
[2023年1月17日 06時00分]
-素々然々(そそねんねん)-
モノが溢れる時代の中で、素のままであることは心細い時もあるけれど
過剰な付加価値やデザインではなく”素のまま”だからこそココロに寄り添い続けれるモノもある
僕が産地で出会ったい草のこと、ヒトのこと、素の思いを暮らしの中に思い出すブログ
それが素々然々(そそねんねん)です。

春入千林処々花
はるはせんりんにいるしょしょのはな
「処々」ところどころではなく、「至るところ」ということ。
寒い冬が終わり、春ともなれば、スティーブ・ジョブズにも僕にも分け隔てなく、うららかな春光がふりそそぎ、
「千林」、すなわち至るところで芽を出し花を咲かせそれを見ること、香ることができる。
スティーブ・ジョブズなどの話はありませんでしたが、昨日(16日)のお茶のお稽古の際に、床の間に掛かっていた
お軸の言葉の意味を教えて頂きました。
そして先生は言いました。
「今はまだ、正座が辛いとか、作法が難しいとかだろうけど、
お茶の一番良いところは、うつろう季節を楽しみながらできる事。
春には春の咲いた花を生け、秋には秋の楽しみ方をする。
楽しいことがあったならウキウキを倍増させれば良いし、
辛いことがあったなら、お稽古に没入してリフレッシュしたら良い。
そんなことが出来ることがありがたいね」と。

本当その通りだと思うんです。
何が足りないと言い出せばキリがないけど、あるものに感謝し楽しむ。
そんなことが選択できるという今ほど、幸せなことはないです。
日本文化って本当に素敵だな。
四季があるって本当に有難いな。
福岡は一月下旬からまた寒くなるらしいけど、存分にその寒さも楽しもう。
そう決意した夜のお話でした。

ほっこりしようぜ
おしまい
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