飯塚市にお住まいのみなさん。自然素材の畳をお求めの方に。畳の表替えなら国産畳専門の佐野畳屋へ

畳替え後の「良い香り！」が一番嬉しい瞬間

畳替えをした際に必ず言われるセリフ、それが「あっ！良い香り！」です。実際に、この言葉は畳職人にとって最も誇らしい瞬間でもあります。なぜなら、生産者さんの思いをしっかりと背負っているからです。

こんにちは。畳と自然をこよなく愛するのりたろーです。そして今回は、畳を100%最大値で楽しんでいただきたいという思いで、カビ対策やお手入れ方法、畳の干し方などを紹介しています。

お茶殻掃除とは？昔からの知恵を活用しよう

今回ご紹介するのは、お茶殻を使った畳掃除です。実は、お茶殻、いわゆる出がらしを使って畳や玄関を掃除するという知恵は昔からありました。

しかし、たまに聞くけれど実際にやったことがない方が多いのではないでしょうか？そこで今回は、実際にお茶殻掃除を試してみました。特に、メリットとデメリットの両方をお話しながら実践してみました。

お茶殻掃除の基本的なやり方

必要なもの

• 使用済みのお茶殻（緑茶・紅茶・ウーロン茶など）
• ほうき
• ちりとり

手順

1. お茶殻をかたく絞る まず最初に、出がらしの水分をしっかりと取り除きます。
2. 畳にパラパラと撒く 次に、絞ったお茶殻を畳全体に均等に撒きます。
3. 掃いていく 最後に、普通の掃除と同じように、お茶殻と一緒にゴミを掃き取ります。

たったこれだけで完了です。実際に、とても簡単でしょう？

プラスαのコツ

また、掃いた後のちりとりは、お茶殻の残った水分を利用してさっと拭き取ると、ちりとりも綺麗になり一石二鳥です。

お茶殻掃除の4つのメリット

1. 優れた清掃効果

まず、お茶殻が細かいちりやホコリを吸着してくれます。さらに、ホコリの舞い上がりを軽減する効果もあります。

2. 爽やかな香り

それに加えて、掃除をしながらお茶の爽やかな香りを楽しむことができます。そのため、リラックス効果も期待できますね。

3. 抗菌・殺菌・消臭効果

また、お茶に含まれるカテキンには、抗菌作用、殺菌作用、消臭効果があります。結果として、より一層清潔な畳空間を作ることができます。

4. エコで経済的

最後に、本来捨てるはずのお茶殻を再利用するため、環境にも家計にも優しい掃除方法です。

お茶殻掃除のデメリットと注意点

デメリット1：お茶殻のストック問題

まず、毎日お茶殻掃除をするには、それなりの量のお茶殻が必要です。そのため、ストックが大変という声もあります。

解決策：お茶屋さんに聞いた保存方法 そこで、八女のお茶屋「牛島製茶」さんに教えていただいた保存方法をご紹介します。

• まず、かたく絞った後、キッチンペーパーで水分を取る
• 次に、フライパンで炒めるか、レンジで水分を完全に飛ばす
• ただし、天日干しする場合はカビに注意
• なお、色と香りが多少変わることはご了承ください

デメリット2：使用時期の制限

これは重要な注意点です。なぜなら、お茶殻は湿っぽい状態で使用するため、カビが生えやすい6月から9月は避けた方が良いでしょう。

特に、い草も水分を吸っている状態なので、それ以上の水分を与えるとカビの原因になります。したがって、お茶殻掃除は10月下旬から4月頃までがおすすめです。

い草以外の畳にも効果的

実際に、お茶殻掃除法は、い草の畳だけでなく、ダイケンの畳やセキスイの畳にも有効です。そのため、畳ユーザーの皆さんに、ぜひ参考にしていただければと思います。

まとめ：畳とお茶の相性は抜群

お茶殻での畳掃除は、エコで効果的な掃除方法です。実は、い草は元々殺菌効果や香りの効能がありますが、お茶との相性も抜群ですね。

そして、畳はお手入れ次第で長持ちし、良い香りや良い肌触りなど、五感で楽しめる最高の敷物です。したがって、今回ご紹介した方法を参考に、ぜひ畳を楽しんでいただけたら最高です。

次回は、乾燥する時期におすすめのお手入れ法をご紹介予定です。また、自宅の畳をヘリの生地選びから染め、庭先で手縫いする企画も進行中です。

どちらも近日中にアップ予定ですので、ぜひチャンネル登録して楽しみにお待ちください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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