少し昔、お肉屋さん、八百屋さん、魚屋さん、地元商店はみんなスーパーマーケットに悩まされたと言う。
安い!なんでも揃う。今もコンビニは地元商店を悩ませていますし、
大型ショッピンモールは地元商店街を悩ませ、ネットショップはそのすべてを凌駕しようとしている。
最近ではスーパーでも、ショッピンングモールでも、生産者さんの顔を載せて、売っているコーナーをよく見る。
ネットショップなんかは特に。
そして載ってないものより、載っている方が売れている。
なんでか?
簡単です。なんか安心そうだから。(顔が見える)
自然のモノはは大体そうですが、収穫からお口までの時間が短いほど美味しい。
地産地消が出来れば一番良いが、
鎖国状態になってしまうので、グローバルにとらえたとしても、
採れたて野菜が一番うまいし、漁師さんが釣った船の上でいただくお魚が一番美味しい。
スーパーマーケットの生産者さんコーナー以外の野菜は、
一度市場に行き、卸し屋に行き、スーパーに来る。
その流通がいくら迅速でも、いくら保存方法が良くても限界はある
自家菜園なんかされてる方は経験済みでしょうが、自分ちで作った野菜はうまい。
形は良くないけどうまいんです。
それは自分が作ったからという満足だけからではないと思う。
一体何が言いたいかというと、
い草ってのもそうなんです。鮮度がどおとかいうものではないですが、
土壌作り、植え付け、苗割り、植え付け、先刈り、網張り、刈り取り、染土染め、乾燥、保管、選別、製織、仕上げ、
こんな感じで二年近くをかけて工程がありますが、
一つ一つをどうするのか?どこまでするのか?
今年はどうするか?
色んなことで色んな表情の畳表になります。
そう。流通目的か否か?
”売れるまでに重きをおくか?売れて敷かれてからのことをおもうか?”
売れそうなものを作るか?つよいモノをつくるかという別れ道にもなります。
そこで大きく分かれてきます。そして二年弱の時流がその差を歴然にします。
とくに国産と外国産の大きな違いはそこにあります。
まあ、ちょっと違うかもしれませんが、
国産が八百屋さんや、生産者さんコーナーの野菜。
外国産がスパーマーケットと言ったところでしょうか。
佐野疊屋が目指すところは、
「奥さん綺麗な野菜でしょ?しかも安いよーー」
ではなく
「奥さん良いの入っているよー!今夜はこれに塩かけて食べるだけでもう一品決まり。最高だよー」
である。
そう。最近の取組みで本当に嬉しいことが起きた。
自慢しちゃいます!!
お客様から頂いた声。。
詳しくはホームページ中段あたりに載っています。
めっさうれしい。
「畳を新しくして頂いてから毎日がウキウキ。素足で歩くたびに今までにない心よい気分で感謝しております。」
「畳のコトは一生佐野疊屋に頼む!!」
などなど。
何が嬉しいって佐野畳屋の功績は生産者さんありきな訳で、生産者さん含めて売り出し中の当店なので、
認めていただくともう家族も褒められているようで、自分が褒められる数倍嬉しい。
声の主とは道の駅イベントで出会い、
「こんなんあるんや!!」と
気に入って頂き、購入いただきました。
柄表を気にいって下さっていたので、結構なお値段だったんですが、
もしかしたら高いなーとかも思ってたかもしれないけど、
それ以上のモノを提供したいという気概で臨み、こんなお手紙を頂いて。
感無量とはこのことです。
そしてのりたろーはそれだけじゃ終わらねーべ!!
僕は年に数回い草産地に行くんですが、生産者さんにもこの手紙、見てもらうんだ
そしてあなた方が作ってくれているもので僕を含め、
こんなにも人をハッピーにしてくれています。
まだまだこれ氷山の一角にすぎず、
喜びの声を届けにまた来ます!!絶対やります。
って言うんだ。
そうです。いい意味での氷山の一角って初めて聞いたね(笑)
いやあ。
全世界の畳屋の皆さん。これパクッてください。
そして生産者さんに届けてください。
教えてあげてください。
皆さんのおかげで自分生活できてますじゃなく(それはそうなんですが)
皆さんの仕事がどれだけ人をハッピーにしているかを届けてください。
そう考えたらい草って無くなるはずのものじゃないんです絶対。
絶対無くしちゃいけない。
今こそ感謝の気持ちを力いっぱい届けて、
この先もずっとよき畳をつくるパートナーとしてチームとして世界に未来に
「日本に畳在りっ」
て自慢してやりましょう!!
よっしゃ!!!!行こうぞ産地!!!!
1月も一回、佐野畳屋の思いに共感くださったメーカーさんと産地良いってきます!!
喜びのハイタッチをしに!!
ほっこりしようぜ