三宅建築工房×佐野畳屋35 ”畳と和障子の妙”

いつもブログを読んでいただき本当にありがとうございます。

まずもって今回のサブタイトル「畳と和障子の妙」について少し語らせて頂きます。

〇〇の妙

たまに聞く言葉ですが、今回改めてサブタイトルに使用する際にググってみたらズドーーん(意味不明)

なっ、なんて素敵なんだ(ドキドキ)

っということで、この意味を本文に入る前に知っているのと知らないのでは、

ちょっと違うよな!と思ったので、調べてズドドーンときた意味を引用しときます(ニンマリ)


“妙(みょう)”

(形動) きわめてすぐれていること。

人知ではかり知ることができないほどすぐれていること。

言語でいい表わせないほどすばらしいこと。


さて本題です!

別に全くもってボクが威張ることでも自慢することではないのですが、

三宅建築工房さんには、正社員として建具職人が数人いらっしゃいます。

非常にありがたいことでボクもいろんな建築メーカーさんとお仕事をさせていただいていますが、

おかかえ大工さん(正社員の大工さん)やおかかえ設計士さんがいるところはありますが、

おかかえ建具屋さんがいるメーカーさんは見たことが無いです。

(ね。ボクが威張ることでは無いでしょ?w)

なぜ建具を別会社さんに頼むのではなく、ワンストップで出来るようにしているのか?

今度機会があれば聞いてみたいと思いますが、

ここからはボクの妄想です。(妄想かーーーい)

三宅建築工房さんのこだわりの1つに木があります。

すぎじろうと呼ばれるくらい杉に拘っているという話も聞きました。

その杉材を使いたかった!

というのがおかかえ建具屋さんがいる理由だと考察します(勝手にすなっw)

今の建具は利便性からかアルミ製のものもあり、限られた工期の中で、安定的に細かい要望に答えてくれる建具屋さんもなかなかいませんから。(個人の考察です)

第二の理由として

目次

”茶の湯の世界観”

かと考えてみました。

三宅建築工房の社長さんはお茶をされています。

ボクもお願いして一年半前くらいからお稽古させていただいているのですが、

いつも三宅さんの手がけるお宅に伺うと”お茶の世界観”とリンクします。

例えば小上がりの畳の間って最近多いのですが、

三宅さんの家の特徴と同じ小上がりでもリビングやローカとの間仕切りにはよく障子が立てられています。

そこの空間をリビングの延長として使ったり建具を閉めて

独立した部屋として利用したい場合、和障子という選択は中々ありません。

リビング側リビングと同じ柄のクロス(壁紙)、

部屋側、襖紙の建具が多いです。(うちもそうですし)

その理由は多々あると思うのですが、

和障子にすることで、孤立しすぎず、光をほどよく共有しながらも、一人の時間も楽しめる。

逆に透けて見えるシルエットや光が気になるから光や視線をを遮断する建具という理由もありますが。

実際和障子を閉めて

テラスに飛び出しペアガラス越しに中を覗いてみた。

チラッと覗いてみた。

(iPhone最高!)

朝ここで禅を組む!!

在宅のパソコンワークの休憩ここで昼寝。

夜プハッーとビールを飲みお風呂あがりにゴロゴロ。

妄想だけで興奮してきます(妄想かーーい)

パッシブデザインで光が当たりすぎないように畳の間の位置、窓の大きさ、軒の長さを設計し

和障子で囲むことで醸し出す世界観。

それが、おかかえ建具屋さんがスタッフさんにいる理由なのかはわかりませんが、

すごく心地よい。

三宅さんが暮らしの中に表現したい世界観を妥協せず作り出すには、

理念を共有した仲間と作ることが一番ですから!

んでボクは三宅建築工房の社員では無いですが、

社長が語られる『感動のお引き渡し』を

一緒に目指す畳屋です!(うちの理念も感動のそうぞうですから)

そろそろ皆さんお気づきかと思いますが、

「妙の話はどこ行った?」

今一度、妙の意味をみてみましょう!!


“妙(みょう)”

(形動) きわめてすぐれていること。

人知ではかり知ることができないほどすぐれていること。

言語でいい表わせないほどすばらしいこと。


和障子の意味はなんとなく伝わったとして、

佐野畳屋の畳は原材料のい草産地の思いと人生を受け継いでいます

それを使わせてもらって畳にする

これはもう、人知でははかれません

言語では言い表せません

自然素材ならではの存在感と温もりがあります。作って敷いて勝手に感動していますw(まじです)

それ(自然素材のインテリアたち)を最大限に活かすのは、

自然のことなりの中に建てるパッシブデザイン

実際、今日の現場に畳を納めたのは夕方5時半。

その時間でも西日が激しいわけでもなく

凛と佇む畳の間。

そしてそれを囲む和障子

なんかすごく長くなっちゃいましたが、

一刻も早く平和な世になって、

みんなでこんな空間で話したいな。

寝転びたいな。

平和ボケかもしれないですが、時に泣いたりはあれど

みんな幸せに笑って過ごせる世の中になると良いな。畳でゴロゴロ空見ながらさー

なんだか切なくなってきましたが、今日の感じを

写真を中心に見たい方は、施工例にも書かせていただいているので、

こちらからどうぞ

それでは最後まで見ていただきありがとうございます

世界中が笑顔でいられますように

ありがとうございました

ほっこりしようぜ

おしまい

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