年末に今一度振り返るべきこと。
[2015年12月26日 07時19分]
楽しかったクリスマスも終わり、いよいよ今年も本格的なカウントダウンということになりそうです。
パティシエの皆さん。イベンターの皆さん。そしてサンタさん本当にありがとうございました。
畳屋としてはクリスマスは特に関係深いことはありませんが、イブに畳替えをさせて頂いた方、納品が夕方18時近くまでかかったんです。すると
「イブに大事なパパさんをこんな時間まで働かせて、息子さんに申し訳ない。これお土産に」
と、お菓子とジュースを袋一杯くれたのです。なんか本当に嬉しかったんですなー。
と、今年も色々ありがたい人たちに恵まれたのですが、
ついに昨日、工房の方も、屋根と壁、看板のリノベーションが終わりました。
40年近くなる工房は錆びだらけで、屋根はカラスが穴をあけるし、(どうやらコケを食べてるらしい)
台風が来るたびに大丈夫かいな??と本気で心配していました。
と言うのも以前はまわりに何もなかったのですが、最近は借家がいっぱいで来ていて、何か飛んで行って、怪我でもさせたらと心配でした。
あるとき、扉の車輪が老朽しすぎて、閉まりにくくなったのを直してもらおうとしたのがきっかけで、知り合いの鉄骨屋さんに頼んだんです。その時「そろそろ立て直さないとなー」って思っていることを話すと、まだ鉄骨は使えますよと言ってくださり、今回のリノベーションへ。
それがこれだぁ。
1,2,3
窓ガラスは相変わらずですが、扉はオフホワイトに塗って頂き、壁は黒、暖簾をかけるフックも付けていただき、
看板は最近冊子用に作ったフォントのまま切り抜き看板へ。ロゴを印鑑風にアレンジし黒との相性も良くなりました。
実はもうちょいいじってもらおうと考え中ですのでそれはまた追々。
中身は変わらずですが、また早いうちに、わくわく打合せ室と保管庫を作りたいな思っております。
そう。
ここからが、大事なのですが、
なぜ、みなさんのお宅に行って仕事をする業種の畳屋が、工房にこだわったり、打合せ室をつくるのか?
実際工房に実際来られるお客さんは少ないし、店舗で販売しているものなんかないし。
なぜでしょう?
これは畳屋さんによって考え方が違うでしょうが、僕はこう思っています。
まず、畳屋さんを知らない。
チラシや電話帳、ホームページにて畳屋さんを探し、問い合わせる。
大体畳屋さんは「一度お伺いしましょうか?」という。(こんなに簡単にではないがうちも言う)
じゃあお客さんは躊躇する。だって呼び出したのに断ったら悪いし、ホームページに写真はあったけど、実際どんな人かわかんないし。
だから、僕はそんな人にこそ、ブログ読んでもらいたいし、気楽に身に来れる空間作りたいんです。
実際嫌でしょ?見知らぬ人がうちに来るのは。特に女性はそう思うと思います。(勝手に)
気楽に畳というものを見れて、人柄も知れて、アドバイスも聞けて、気楽に断れる(というか売込みしないから断る必要もない)。そう。友達に聞いてみるような感覚で聞ける畳屋でありたいんです。そのためのリノベーション。リフォームでもリメイクでもない。根本的な価値を変えるリノベーションなんですね。
そんな方向で2015年残り6日も。そしてこれからも楽しんで参りますので、どうぞ宜しくお願いします!!
年末の挨拶みたくなりましたが、
まだまだ正念場。皆様。お師匠も走るこの季節、くれぐれも事故や病気になどには気を付けて楽しみましょうね。
と、風邪をひいてる僕が言ってみる(笑)
さあ。始めよう。自分なりの在り方で。
ほっこりしようぜ
おしまい
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