とりとめない畳屋さん。

 

昨日は『のりたろーの部屋31畳目』でした。

月に一度のこのイベントはただただ集まって歌うということだけじゃない。

と思っている。

特に誰も読むわけではない本があったりする。

 

個人的に今、畳の間で聴いてほしい音楽は”Chet Baker”だ。

 

という具合に、各々が各々に人生と見解を持ち寄って集まってくる。

 

普段竹、竹言っているかと思えば妙にステージングを気にしたり、

image

 

常に旅に出たい症候群の娘さんだったり、

 

image

 

毎回色んなギターもってきて音色を楽しみながら、なんと普段からギター作りもやっている人だったり、

DSC_7114

 

そして昨日は素晴らしい音色の持ち主若菜さんも参戦してくれました。(最高でした)

image

 

 

本当様々。

でもそんな連中もどこかのイベントに出れば、最高のパフォーマンスをしてる強者ぞろい。

 

のりたろーの部屋に限り、妙に人生が溢れでる。それは”部屋”だからこその境地かもしれない。

 

そしてわいのわいの言ってるかと思えば、音には妙にうるさかったりもする(笑)

 

僕が今まで出演させてもらってきた音楽イベントとはなにか違う雰囲気がある。

 

それが嫌いって方もいるし、

それが良いって言ってるくれる方もいる。

 

人生なんてそんなもんだろう。と偉そうに言ってみる(笑)

 

でも本当にそうなのだ。

昨日のボクも「い草、い草」言っていた。

 

もう中毒症である。

 

かっこいいこと言おうとも思わない。

ただただこんなみんなが来てくれることに純粋に感動しており、

 

い草を愛してくれるようにブツブツ言ってる。(笑)

 

それが嫌いな人は来ないし、なんか面白いなーと言う人は来る。

 

そう。伝えようとするのはもうやめた。

 

伝わるようにすることにした。

 

畳のイベントでもそうですが、い草の話聞いてくれーっていくら声を張り上げても、

水辺に浮かぶ笹の葉をバシャバシャしているようなもので、遠のいていく。(かっこいい)

ただこっちに向かうように流れを作れば自然と笹の葉は近づいてくるのだ。

 

そのようにして(どのようにかわかんけど)

何となく本気で流れを作り出していこうと思う。

 

本気だ!!!本気だ!!!がおーーーーー

 

 

っと言っても興味がない人は興味がないのだから。(切実)

 

ただい草の可能性をあきらめているわけではないのです。

ただアプローチの仕方を考えて行かなきゃなっと一人でブツブツ言っているだけなのです。

 

一体朝から何を言ってるんだ??

 

って思ってるでしょ?

 

僕も思っています。(奇遇ですね)

 

ただほとばしるい草愛と、どうにかせねばと焦る思いがこうさせるのです。

ご了承ください(笑)

 

今、手紙を書いています。思いを込めて手紙を書いています。

image

 

ブログも書いています。思いを込めて。

 

僕がやるべきことって、伝えることではなく伝わるシーン作りと、

その結果つくり(畳つくり)そして、

畳の良さを深く理解し、愛してもらえる一品に育てるブログ書きなんだと思う。

 

例えばギターを購入するときって、ギターを愛してやまない人のもの買いたいやん?。

そしてその思いを日々ブログ等でみれたら、そのギターもっと愛せるやん?。

もう弾くたびにわくわくしますやん?

もちろん出来、不出来も大事だけど、そこは当たり前の領域として、(プロなんだから)

 

”どんだけ愛せるストーリーを知れるかが愛着だと思うんですよね。”

 

そして畳には色んな方々のストーリーが溢れてる。

だって床材に縁材に、畳表に、副資材、みんな作り手が違うんですから。

 

 

今、畳に愛着がある人っているかな?

 

「ここ、ここ、この膨らみが最高なんだよねー」ってほおずりしてる方いますか?

 

「このラインたまらんよねー。あー、ダメだ。一杯呑みたくなってきた。。かあさーーん」

 

 

って方、僕は知りません。

 

まだまだ伝わってないですよね。畳の間の喜びが。

 

伝わってないですよね。い草の最高具合が。。

 

昨日の素敵なシーン紹介します。

 

あるお宅なんですが、素敵な趣(おもむき)に出会いました。

 

僕「うわあ。素敵やん。ちょっと写真撮ってもいいですか?」

 

 

お客さん「良いですよ。電気付けましょうか??」

 

 

僕「いやいやこれが良いでんです。もう最高です」

パシャパシャ

 

お客さん「へええ、そうなんですか。」

 

僕「いやあ。良いなー。最高だなー」

パシャパシャ

 

 

お客さん「。。。」

 

image

 

どうですか?

インスタグラムにて色合いが少しいじられていますが、

障子というフィルターを通した優しい自然光が醸し出すまさに”和の美”です。

この障子に木々の影がうつしだされ、大好きな本と、Chet Bakerでも流れたら、僕は泣くかも(笑)

ギルバートオサリバンやハナレグミなんかも最高だな。

 

考えただけでわくわくしちゃいます。

そのうえい草の香りと、何モノにも代えられない肌触り、

そのうえ、殺菌や空気清浄、調湿効果などの効能まであるんですから。

 

まさに最高の産物。

 

ああー。このお宅の飲み会に誘われねーかなー。。。(笑)

 

あっ!!すいません。

 

そんなとりとめのない畳屋のブログでした。(どんな?)

 

 

 

ほっこりしようぜ

 

 

 

 

 

 

おしまい

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次