佐野疊屋が目指すところ?
[2015年10月19日 06時05分]
少し昔、お肉屋さん、八百屋さん、魚屋さん、地元商店はみんなスーパーマーケットに悩まされたと思う。
安い!なんでも揃う。今もコンビニは地元商店を悩ませています。
そんなスーパーマーケットがわかりやすいので、例に挙げさせてもらいます。
最近スーパーにも、生産者さんの顔を載せて、売っているコーナーをよく見る。そして売れている。
なんでか?
簡単です。鮮度が高く美味しいから。そしてなんか安心だから。(顔が見える)
生物は大体そうですが、収穫からお口までの時間が短いほど美味しい。
地産地消が出来れば一番良いが、
鎖国状態になってしまうので、グローバルにとらえたとしても、
採れたて野菜が一番うまいのだ。
スーパーマーケットの生産者さんコーナー以外の野菜は、
一度市場に行き、卸し屋に行き、スーパーに来る。
その流通がいくら迅速でも、いくら保存方法が良くても限界はある
。自家菜園なんかされてる方は経験済みでしょうが、自分ちで作った野菜はうまい。
形は良くないけどうまいんです。
それは自分が作ったからという満足だけからではないと思う。
一体何が言いたいかというと、
い草ってのもそうなんです。鮮度がどおとかいうものではないですが、
土壌作り、植え付け、苗割り、植え付け、先刈り、網張り、刈り取り、染土染め、乾燥、保管、選別、製織、仕上げ、
こんな感じで二年近くをかけて工程がありますが、
一つ一つをどうするのか?どこまでするのか?
今年はどうするか?
色んなことで色んな表情の畳表になります。
そう。流通目的か否か?
”売れるまでに重きをおくか?売れて敷かれてからのことをおもうか?”
売れそうなものを作るか?つよいモノをつくるかという別れ道にもなります。
そこで大きく分かれてきます。そして二年弱の時流がその差を歴然にします。
とくに国産と外国産の大きな違いはそこにあります。
まあ、ちょっと違うかもしれませんが、国産が八百屋さんや、生産者さんコーナーの野菜。外国産がスパーマーケットと言ったところでしょうか。
佐野疊屋が目指すところは、
「奥さん綺麗な野菜でしょ?しかも安いよーー」
ではなく
「奥さん良いの入っているよー!今夜はこれに塩かけて食べるだけでもう一品決まり。最高だよー」
である。
そう。最近の取組みで本当に嬉しいことが起きた。
自慢しちゃいます!!
めっさうれしい。
「畳を新しくして頂いてから毎日がウキウキ。素足で歩くたびに今までにない心よい気分で感謝しております。」
「畳のコトは一生佐野疊屋に頼む!!」
相当嬉しいんですけどーーまじでーーー
左の方は、道の駅路傍の畳屋さんで出会い
、気に入って頂き、こちらの表示する価格でいいよと言われ、
柄表を気にいって下さっていたので、結構な価格での表替えでした。
もしかしたら高いなーとかも思ってたかもしれないけど、
それ以上のモノを提供したいという気概で臨み、こんなお手紙を頂いて。
感無量とはこのことです。
そしてのりたろーはそれだけじゃ終わらねーべ!!
今日今から産地に行くんですが、生産者さんにもこの手紙、見てもらうんだ
。そしてあなた方が作ってくれているもので僕を含め、
こんなにも人をハッピーにしてくれています。まだまだこれ氷山の一角にすぎず、
喜びの声を届けにまた来ます!!絶対やります。
って言うんだ。
そうです。いい意味での氷山の一角って初めて聞いたね(笑)
いやあ。
全世界の畳屋の皆さん。これパクッてください。
そして生産者さんに届けてください。
教えてあげてください。皆さんのおかげで自分生活できてますじゃなく(それはそうなんですが)
皆さんのご足労がどれだけ人をハッピーにしているかを届けてください。
そう考えたら無くなるはずのものじゃないんです絶対。
絶対無くしちゃいけない。今こそ感謝の気持ちを力いっぱい届けて、
この先もずっとよき畳をつくるパートナーとしてチームとして世界に畳在りって自慢してやりましょう!!
よっしゃ!!!!行こうぞ産地!!!!
行ってきます!!
!喜びのハイタッチをしに!!
ほっこりしようぜ
おしまい
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