何のために蝉は鳴く。
[2016年8月28日 09時48分]
長くもないけど36年生きてきた中で、初めてです。
ビールのみで二日酔いになったのは(笑)
どうやって部屋に帰ったのかは覚えてないけど、楽しかったのは覚えてる。
楽しかったと同時に、いや、それ以上に使命感に燃えたのも。
しきりに問われたこと。
『畳業界にとって、国産のい草ってなんなのか?』
僕自身は、答えを持っている。
だけど、知りたくなくても、伝わってくる情報社会の中で、
それを考えさせてしまう業界であるということは知ってる。
情けない。不甲斐ない。力のなさをこれほど悔しいと思ったことはない。
その中で、僕は先日作った経営指針を発表した。
理念と、ビジョンの部分。
本当に喜んでくれた。
そしてもう一つ、素敵な夢を頂いた。実は今回の産地礼賛は静岡県から素敵なご夫婦と一緒なんです。

※右のお二人
松葉畳店の伊藤謙さんと知美さん。
素敵な畳雑貨を作り楽しいマルシェなんかも展開する有名人な知美さんと、この春、務めていた会社を辞め、
畳職人となった謙さん。

ブログを介して共鳴し、今回ご一緒させてもらうことになりました。
本当に嬉しいです。
経営にとっての資源は、基本的に
”ヒト、モノ、カネ”とされているが、絶対的に”時間”というものを考えないといけないと思う。(実際には考える前に産地に行けって感じなんですが)
畳屋を職人に任せて来たことを後悔してます。
技術よりも何よりも原点である”ここ”を一緒に共有したかった。
近いうち必ず、一緒に来たいと思います。
頂いた夢。
五年後、
一緒に、伊藤夫妻のアテンドのうけ、
富士山に登る。
日本一の山で日本一の素材に感謝とお祝いする。
その時は、
佐野疊屋社員、家族、そして倉井さん夫婦、草野さん夫婦。
そして、その跡取りである息子さんたちも一緒だということ。
時間はない。経営資源もまだ少ない。
だけど、諦めるつもりはない。

俺がやる。
この最高の日本の誇りであるモノ、コト、ココロを、
みんなで笑って誇れるように。

ほっこりしよぜ
おしまい

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