蜩(ひぐらし)の声と畳屋さん

おはようございます。

 

こよみより1日(16日はじめ)早くスタートを切った盆明けの仕事。

 

なんでだろう?

 

妙に哀愁が漂う。

 

いつもの平日のラジオとは違う全国規模な番組編成。

そこから流れる決して静かではない音楽が妙に心をくすぐる。

 

子供のころ、子供ながらに感じていた日曜日のサザエさんエンディングに感じたあの気持ち。

 

あー。休みが終わる。

 

そんな感じのそわそわぶりは似てるけど、

 

 

なんか違う気がする。

 

だって休みは昨日終わったんだから。

 

なんだろうなぁこの気持ち。

 

今年は夏前から盆前の成績次第でい草業界がまた大きく揺れるだろうと聞いた。

 

どうだったのだろう?

 

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うちは得意の特別良くもないが決して悪くもない成績。(ありがたやー)

 

僕が思うに畳を畳として残していく作業のほかに、畳のクリエイティブ。

そう。畳のない部屋にどう取り入れていくか?

そしてそれは、建築屋、畳屋的なものじゃなく、利用者思考であるべきだと思う。

 

建築の本、インテリアの本とかをよく見ますが、

和のなんちゃらって本以外に畳をみることはほぼない。

 

でも、僕はいつも思う。

 

例えば、こういった空間にこういったデザインの畳が有ればより良いのではないか?

 

例えば、こういったスタイルに”畳”でどういった価値を生みだせるだろうか?

 

+畳なのか?

×畳なのか?

無機質空間と畳

どちらにしろ無限の可能性を感じる。

※あくまでい草ね。い草。それ以外は意味はないです。ここの話では。

 

和室が減って大変ねーーっとよく言われるけど、

 

 

”和室がなくても畳は生きる。”

あんな空間にもこんなスタイルにも畳は活きてます。(まだ妄想ですがね)

 

だって絶対ほかにはない素材感や温もりがあるんですもの。

 

 

 

 

 

 

生産者さんの思いを形にかえて、空間に活かし、みなさんの生活をより良いものにしていく。

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それが畳屋だと思うのです。

 

 

 

少し早いような気もしながら

蜩(ひぐらし)の声を聞きながら、もの思いに更けた日のブログでした。

 

 

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ほっこりしようぜ

 

 

 

 

 

おしまい

 

 

 

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