旅と小説。
コンビニとスタバ。
目からウロコ、耳から塊
しょっぱな夏目漱石。
こんなワードをリリックしつつ、先日採寸をした、人生二度目の佐賀県は三瀬村の現場へ。
一度目のこのショートトリップ(配達)はハナレグミの新譜と金立SAスターバックスコーヒーのおかげで、疲れた夕方の配達を、何かわくわくする”旅”に変えてくれたんです。
畳屋って打ち合わせの回数にもよるけど最低2回は同じお宅に訪問する。
昔のように庭先で手縫いで仕上げていくスタイルの場合でもある程度の寸法や畳寄せの厚みなんかを知らないと材料が発注出来ませんから。
ということは、
違うルートを通らない限り、まったく同じ道を二回は通るんです。(帰りは別の景色なので回数には含まず)
となれば、
あそこにスタバがあるのはガッテン承知ですし、川があるのも、ハナレグミがしっくりくるのもお見通しなんです。
(当たり前ですが)
じゃあもうわくわくしないのか??
ここで一つ目のワード、”旅と小説”が出てきます。
僕は小説読む時、旅に出る気分で読みます。
逆に旅に出る気分にさせてくれないものはタイミングが違ったなと途中で帰ってきます。
面白い小説に出会ったとき、二回目はまったく面白くないか?僕は面白いです。
あらすじを知ってるという余裕が初体験では味わえなかった深みをくれます。
僕は記憶力がないので忘れてるだけかもしれませんがって、コラっ!!
結局何が言いたいかというと、昨日も楽しかったということです(笑)
でも今回ちょっと挑戦してみました。タイトルにもなってますが、
”Bobby Mc Ferrin”
というアーティストの”Don’t worry be happy”が好きで今回の三瀬トリップはBobbyで行こうと心のBobbyに聞きましたところ、
「ok ?Bobby?」
「Yes we can.」
ということでバイリンガルな一面も見せつつBobbyを入れました。
三瀬トリップ、背番号一番、エースのハナレグミは外野あたりに守備位置をかえ、
「気持ちは切るなよ。すぐに出番が来るかもしれんぞ」と一言かけました。
そしてBobby、初回からメインのDon’t worry be happyをご機嫌にぶんぶん飛ばしてきます。
いいねBobby、いい感じだ。
と思ったのもつかの間、二回(二曲目)からは、大乱調。
フォアボール、
デッドボール、
フォアボール、
ノーアウト満塁のピンチ。
まるで小説を読んだことすらない少年がしょっぱなから夏目漱石さんの”こころ”を読んだ感じの意味不明な感じ。(いい小説なんでしょうがいまいち難しすぎて入れない感じ)
ということで、エース再び。
やっぱりハナレグミええわーー。一気に持っていくね。なんか持って行ってるね。最高です。
(あれ?野球は?)
もちろん今回もスタバには行きました。
前回あったお気に入りの”coffee journy”の看板は期限が終わったためなかったですが、
試食のマロンなんちゃらとアニバーサリーコーヒーを飲ませてくれました。
そして考えました。
僕はスタバにコーヒー飲みに来てるわけではないな。っと。
だってコーヒーだけならコンビニでも買えるし、
安いし。
味とか深みとかなんとなくしかわからないし。
ただ旅の途中でスタバによってコーヒーと音楽、まあいわゆるスタバという何かに包まれてふわぁーってわくわくを補給する。そんな感じなんでしょうね。
まさに知ってはいたものの目からうろこが出る思いが出来る。。自分と向き合うのが旅なんだな。
最後残されたワードは”耳から塊。”
汚い話ですが、僕は耳かきってしないんです。ある程度すると勝手に耳からポロっと出るから。
ごめんなさいね。食事中だったら。
と言っても無意識に出るわけじゃなくほろほろっと耳の中で合図があります。
「そろそろですよーー」って。
そしたら、指で届くところまで来てるのでさっとやってほいってな具合なんす。
所が昨日はそのタイミングが、スタバのお姉さんが試食やら、試飲やらさせてくれてる最中でした。
「これは新作の。。。」
ほろほろって、
「こちらはアニバーサリーの。。。。。」
ほろほろーーって
「そろそろですよー。」って。
いやいやいや。ちょっと待ってよグッバイ優しい声で(大黒摩季)
でも自然っちゃ時に残酷で。
ぽろって。
そう。お姉さんの話聞きながら、ここがコンビニとの違いだなふむふむとか言ってる間に、ポロって。
まさにスタバの良い雰囲気作りからの良い店員さん作りに目からうろこ
の最中に
耳から塊。
はい。
というわけで、縁もたけなわですが、今日は変わった手法でブログ書いてみました。
まったく意味はないけど、
やっぱり自然は美しいというお話でした。(多分)
その後、無事に畳を納め、(ここ大事)
福岡市東区の鶴田畳店さんが琉球畳を作るということで少し寄らせて頂き、
昼食を食べながら畳談話をし、
田川に帰りましたが、どうしても髪が切りたかったので髪を切り、夕方少し縫いました。(ここ大事)
旅の余韻と、
ハナレグミと木々の緑が、
そして畳で喜んでメールをくれた監督さんに感謝、
そして心躍らせるお仕事でした!!
今日も頑張ろう。
甲子園優勝シーンを再現したかったのに次男は断固してくれませんでした。
(野球のふりはここ用でした)
読んで頂きありがとうございました。
ほっこりしようぜ
おしまい