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ちゅらべりの置き畳
福岡県糟屋郡新宮町、リノベーション物件に畳を納めさせていただいたので使用した素材と雰囲気をご紹介します。
【使用素材】
- 畳床:ケナフ材
- 畳表:-
- 畳縁:沖縄模様ちゅらべり”カナサ”
ものすごくありがたいほど、畳が好きなお客様でした。
数年前にリフォーム済の売家を購入。気にいったのは、昔ながらの次の間とお座敷が続く畳空間だったそうな。
そしてそこをリビングにしたいと計画したものの、やはり、動線がおもわしくなく元々あったフローリングのリビングを使っていました。
そんなある日、とあるイベントで佐野畳屋がい草商品のみ展示の住宅フェアに参加した際、出会いました。
その後工房に見学に来てくださり、リビングに置き畳を敷く計画に。
どこまで置くのか?どんなふうに置くのか?今後その置き畳はどうするのか?
色んな事をい草愛を交えながら話し合いの結果。
こんな空間から
こんな空間に。。
い草の優しい香りと、30ミリながらケナフ材を用いた柔らかな足ざわり、
そして雰囲気が抜群の沖縄模様ちゅらべり”カナサ”を用いました。
置き畳はどうしても角が弱いため、コーナーで補強したり、一部の工程を手縫いでやったり、
沖縄風な縁に合う少し、荒っぽい畳表にしたり、
色んな”その後”を聞いたお話から想像しなら仕上げることが出来ました。
H様。本当にありがとうございました。