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古民家と国産い草の国産畳の和室

い草(文化)の重みを知る

[2026年9月17日 22時11分]

【い草の灯火を消すな】

「畳必要?」

という問いへの僕の答え

24歳から22年間、畳職人そして、

経営者として生きてきました。

その長い年月の中でも、今、日本最大のい草産地である熊本・八代(やつしろ)は、まさに「風前の灯火(ともしび)」となっています

平成元年には約6,000軒あった農家さんも、震災前には200軒まで減少していました。

そこへ、2025年夏に水害が襲い、

2026年7月28日の震災、

水路や地盤が壊れて、水が確保できず苗が枯れ、い草を織る小屋が潰れ、大切な設備が壊れる。

その絶望の中で、廃業を決断される農家さんも少なくありませんでした。

産地をどうすれば残せるか。どうしたら農家さんの傷を癒せるのか?僕自身も必死にもがき、発信を続ける中で、先日あるコメントをいただきました。

「畳必要?」

誤解しないでいただきたいのは、僕らはこれをアンチコメントだとは思っていません。むしろ、現代社会が抱く「単純でリアルな疑問」だと思っています。

畳のない家が増え、和室があっても1部屋だけ、

あるいは本物のい草ではない世の中。

畳を知らずに育つ方も多くなりました。

「私には必要ないけどね」という声が聞こえてくるのも、ある意味で当然です。

さて、畳って、本当に必要なのでしょうか?

究極にこだわった国産い草の京の趣の和室

結論から言いますと、僕らは絶対に必要だと考えています。

その理由は、

1300年続く「日本文化の足元」であること

奈良時代から続く畳の文化。神社仏閣や茶室など、日本文化の足元には必ず「畳」があります。これをなくすことは、日本の土台そのものを消し去ることを意味します。

「国家ブランド指数1位」を支える背景

現代はAIによる効率化や時短が加速し、それが「価値」とされる時代です。しかし、訪日外国人の方々が求めているのは、どこの国にもある都会の姿ではなく、脈々と文化を引き継いでいる地方の姿です。日本は2023年・2024年と「国家ブランド指数」で1位を獲得しましたが、その裏には色濃く残る日本文化の力があります。

そして世界のトレンドとなる

「ウェルネス市場」への可能性

い草が持つ「空気を浄化し、心を整える効能」はものすごいものがあります。なくすどころか、この自然素材の力は、これから世界のウェルネス市場のトレンドになってもおかしくないと僕は確信しています。

個人の生活様式として「畳は要らない」という

方がいるのは事実です。

しかし、国として、日本として、畳をなくしてはいけないのです。

文化は一度失ってしまえば、二度と取り戻せないのですから。

そのことをしっかり伝えていくために、僕はこれからも日々、泥臭く発信を続けていきます。日本文化を改めて見直す、何かのきっかけになれば嬉しいです。

い草って、ほんとに素晴らしいです

効能はもちろんですが、ひとと自然が織りなす一大文化であり、日本の誇りであると確信しています!!

 

ほっこりしようぜ

 

 

おしまい

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