同友会には経営指針書を作るための合宿が年に2度ほどあります。
僕は15期生で2年前?3年前の夏に合宿に参加し、経営指針書を作りました。
今見直せば全然出来てないけど(笑)
その時同じグループだった方が経営している会社が、ふくろう不動産販売(株)という会社で、
その会社の事業がライフスタイルの変化でマンションを売りたい方から少しでも高くマンションを購入し、自然素材をふんだんに使った未来に優しいリノベーションを施し、次世代につなぐという事業
”つくらし“という事業です。
耳納杉の無垢材を使った木質化リノベを中心に珪藻土の塗り壁、八代産の目積表を使用したヘリなし畳市松敷き、しかも畳の下は収納になっているというこだわり具合。
リノベーションオブザイヤー2019の最終選考ノミネート作品にも選出され、
購入希望の見学者はあとをたたず、福岡市東区から始まったこの事業も気がつけば、中央区、西区にも幅を広げていました。
佐野畳屋はもちろん、畳の部分で携わらせていただいているのですが、
ふくろう不動産販売さんの理念に共感してでの仕事ですので、いつも楽しみにしているのです。
今回のお仕事は、マンションでははじめて見ました、堀ゴタツのあるマンション暮らし。
ぶっちゃけて言うと、はじめての試み過ぎて(堀ゴタツの存在に気づかなくて)
最初普通に作っちゃいました。
これはこれでもう素敵なんですが、
もう一度入念に寸歩を測り直し、
作りなおした空間がこちら。
対面キッチンからカウンター越しに見た風景。
対面キッチンの理由も素敵。
家のコンセプトはゆっくりしてもらいたいなのですが、福岡人はなんだかんだみんな忙しい人多いですんで、その中で少しでも満喫できるようにと、カウンターでご飯食べれるようにしました。
その気持ちを背景に加えてもう一度
忙しい朝の時間に、早起きしてお弁当をつくる。
その時にこの景色が見て、ほんの少しだけほっこりする。
「この家、好き。思い切って良かったな」
って、なってくれたなら僕は本望です。(妄想)
実はこのようにも使えます。
うむ。
取り替えは少しむずかしいが、お父さん頑張って!!
てなわけで
ギリギリになってしまったことはしのびないですが、
完成に近い状態でもう一度見れたのはめっちゃ嬉しい。
「心身ともにに豊かな生活を描き、未来をデザインする。」
佐野畳屋の理念との共通キーワードはどちらも未来をつなぐために自然素材にこだわっているってこと。
デザイン性を重視して、い草ではないカラー畳なんかを用いることもありますが、
暮らしにワクワクを。というところも僕が言うのはおこがましいですがすごく共感しています。
うちの理念は
畳をつくる。未来をつくる。
つくらしさんの理念は
暮らしにワクワクを提供しながら未来をデザインしていく。
似てますよね。
ほんにありがたいことです。
これからもしっかり未来を想像しながら、素材を厳選し、技術を磨き、
今を楽しんで頂けるよう精進して参ります!!
ありがとうございました。
おしまい