焼き芋と珈琲のカフェ
[2022年2月24日 22時55分]
こんな方におすすめの記事です
おはようございます。久方ぶりの雑記ブログです。
今回は、以下のような方に特に面白い内容かもしれません。
- 福岡県春日市の近くに住んでいる
- オーガニックや自然素材に興味がある
- モノの向こう側にいる生産者に関心がある
信じるか、信じないかはあなた次第です。
それでは、はじまります。
福岡県春日市に現れた個性派カフェ
いつもお世話になっている株式会社アジアンマーケット(以下アジマ)の安武社長から、こんな話を聞きました。
「春日に面白いカフェがあるよ」
そこで、早速行ってきました。
カフェ「IDOBATA」との出会い
そのカフェの名前はIDOBATA。
なんと、焼き芋と珈琲を提供するカフェなのです。珍しいコンセプトですよね。
店内に入ると、焼き芋の甘い香りと珈琲の芳醇な香りが混ざり合います。その組み合わせが、なんとも心地よい空間を作り出していました。
なぜIDOBATAなのか?なぜ焼き芋なのか?
世界で100万本の指に入るくらいカフェ好きな私。髪ボサボサですが、ここはめっちゃ気になったので聞いてみました。
オーナー本田さんの想い
IDOBATAオーナーの本田さんに、店名と焼き芋を選んだ理由を伺いました。
「春日でもこの辺は住宅地で、そのなかでポツンと倉庫が空いてて。なんかやりたいっすってエネルギーが混ざり合う井戸端会議できたらいいなーって思って、この名前にした感じっす。やるっきゃないっしょ!」
さらに、焼き芋を選んだ理由についても。
「焼き芋は、砂糖を使わないコーヒーに合うものを探していたら、種子島のサツマイモの生産者さんと出会い、やるっきゃないっしょ!!」
超ざっくりですが、こんな感じらしいです。
「出会っちゃったから」という原動力
実は、私の周りにはこういう人が多いんです。
人を動かすのって、超ざっくりな**「やるっきゃないっしょ」**的な感じ。
私とい草(畳の原材料)の出会いも、そんな感じでした。アジマの安武さんもよく言います。
「出会っちゃったから」
この理由、感覚的で右脳的なんですが、実は社会問題に直結していることが多々あります。
そんないい意味で真っ直ぐで変態な右脳人間たちを、ロジカルに導いてマッチングしてくださるのが我らがアジマなんです。本当にお世話になっています。
「出会っちゃったから」
ざっくりでどっぷり。そんな感じです。
カフェで盛り上がった「モノの向こう側」の話
そんな私たちが、いつも鉄板で盛り上がる話題があります。
それが、モノの向こう側の話。身振り手振りが過ぎるほど、熱く語り合いました。
生産者さんの存在
焼き芋だったら、サツマイモの生産者さん。
畳だったら、い草の生産者さん。
牡蠣や柿、タコなど、色んなモノには必ず生産者さんがいます。
考えてみれば当たり前なんですが、当たり前になりすぎて知らない。いつでもなんでもありますよ、という在り方。
これは企業努力って時代もありましたが、SDGsの観点からも、その裏にはすごい闇があったりします。
影響を受けるのは生産者
その影響を一番に受けるのも、生産者さんです。おかしな話ですよね。
ただし、ここで社会の在り方を批判したいわけではありません。
私たちが伝えたいのは、もっとシンプルなこと。
生産者さんに感謝が伝わる形にしたい
ただ、それだけです。
ストーリーで売る、ではなくつなぐ
「ストーリーで売る」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
しかし、これは時代遅れな話ではありません。もっと本質的なことなんです。
生産者と消費者をつなぐ仕組み
生産者さんがいて、私たちがいて、買ってくださる方がいる。
この関係をイズムする(本質化する)ことが大切です。
今までやっていたこと
生産者さんのことを、買ってくださる方に話す。これは今もやっているし、良いことです。
これからプラスすること
買ってくださった方のことを、生産者さんに話す。そして、その精度を半端なく上げる。ここが大事。
伝言ゲームではなく、つなぐのです。
14年前の産地での出会い
14年くらい前、私が初めてい草産地を訪れた時のこと。
生産者さんに、率直に聞いてみました。
「あなたが作った畳表を買って畳にされたお客様の声が聞けたら嬉しいですか?」
すると、生産者さんはこう答えました。
「そんな嬉しいことはないよ」
これまでの取り組み
それから、私というフィルターを通して産地に行ったら話したり、LINEで写真を送ったりはしていました。
しかし、今回その仕組みをブラッシュアップすることにしました。
カフェから始まる新しい仕組み
この仕組みは、必ず人を豊かにします。
そして、その豊かさは、きっと未来につながる。そう確信しています。
オーガニックな関係性
カフェIDOBATAで扱う焼き芋も、種子島の生産者さんとの出会いから生まれました。
これは、まさにオーガニック(有機的)な関係性です。単にオーガニック素材を使うだけでなく、人と人のつながりそのものがオーガニックなのです。
畳とい草でも同じこと
私たち畳屋も、同じことができます。
い草の生産者さんと、畳を使ってくださるお客様を、もっと密接につなぐ。そのための仕組みを、これから本格的に動かしていきます。
春日での井戸端会議から見えた未来
話が長くなりましたが、福岡県春日市でそんな井戸端会議をしてきました。
カフェという場所の力
カフェは、ただ飲み物を提供する場所ではありません。
人と人が出会い、想いが交差し、新しいアイデアが生まれる場所。IDOBATAは、まさにそんなカフェでした。
焼き芋と珈琲という、一見意外な組み合わせ。しかし、その裏には生産者への敬意と、お客様への想いがあります。
畳職人として学んだこと
この日の井戸端会議で、改めて学びました。
モノの向こう側を見ることの大切さ。そして、生産者とお客様をつなぐことの価値。
これは、畳やい草だけでなく、あらゆる商品に言えることです。
生産者に感謝が届く社会へ
私たちが目指すのは、生産者に感謝が届く社会です。
カフェも畳も、想いは同じ
IDOBATAの本田さんも、私たち畳職人も、想いは同じ。
生産者さんの想いを、お客様に届けたい
お客様の喜びを、生産者さんに届けたい
この双方向のコミュニケーションが、本当の豊かさを生み出すと信じています。
オーガニックな未来
オーガニックという言葉は、農法だけを指すものではありません。
人と人の関係、人と自然の関係、すべてが有機的につながっている状態。それが、本当のオーガニックだと思います。
カフェで焼き芋を食べながら、そんなことを考えました。
福岡県春日市から始まる物語
今回訪れたカフェIDOBATAは、福岡県春日市の住宅地にあります。
決して大きな店ではありませんが、そこには大きな想いが詰まっていました。
あなたも井戸端会議に参加しませんか
もし福岡県春日市にお住まいの方、または近くにお越しの際は、ぜひIDOBATAに立ち寄ってみてください。
焼き芋と珈琲を楽しみながら、モノの向こう側について考える。そんな贅沢な時間を過ごせるはずです。
そして、もし畳やい草に興味があれば、ぜひ私にも声をかけてください。生産者さんの想いを、直接お伝えします。
ほっこりしようぜ
カフェで過ごした時間は、本当に豊かでした。
焼き芋の甘さ、珈琲の香り、そして熱い井戸端会議。すべてが心に残る体験でした。
ほっこりしようぜ
生産者とつながり、オーガニックな関係を築く。そんな暮らしを、一緒に作っていきましょう。
おしまい
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