
熊本・八代へ。い草の収穫体験と、畳表になるまでの旅
[2015年6月19日 04時36分]
2015年6月末。
熊本県八代では、今まさにい草の収穫期を迎えています。
そして、ありがたいことに、今週末はその大切な現場に――
そう、「い草刈り」のお手伝い(いや、正直ほぼ邪魔かもしれませんが)に行かせていただきます!
畳表はどうやって“い草”から生まれるのか?
普段、畳屋として日々触れている「畳表」。
しかし、それがどんな風にい草から織られ、畳表となり、畳になり、空間になるのか――。
これは、頭では分かっていても、実際に見て、触れて、体で知ることが一番なんですよね。
だからこそ今回は、その現場に突撃。
い草という植物が、どうやってあの美しい畳表になるのかを、体感してきます。
製織の工程は何度も見た。でも、収穫期の体験は特別。
これまで、い草を織って畳表を作る「製織」の工程には、何度か立ち会わせていただきました。
もちろん、そこには感動があります。繊細で緻密で、愛情が込められている。
ただ、い草そのものの収穫に立ち会えるのは本当に貴重な機会。
実は、収穫の時期に八代を訪れるのは今回で2回目。昨年も来たんですが、残念ながらたった1時間しか滞在できず、何もできなかったんです。

農の現場は「今」しかない。
農作物は“待ってくれない”。
一度時期を逃すと、それはまた一年後のチャンスになってしまうんですよね。
「また今度」が効かないからこそ、この瞬間は大切。
だから、今回はしっかり体験して、もっと深く「い草」という素材に向き合ってきます。
草野さんの田んぼへ。い草畳の源を探る旅。
今回訪れるのは、当店自慢のい草農家・草野さんの田んぼ。
毎日畳を作っていると、つい「モノ」だけに意識が向きがちです。
でも本当は、畳表ができるまでには、自然と人の技術と情熱がぎっしり詰まっている。
その空気を吸って、土の匂いを感じて、汗をかいて。
そうしてはじめて、お客様に心から伝えられる言葉が増える気がします。

最後にひと言。
楽しみです。
そして、こうやって「い草」ができる工程を直接見て学ぶことで、
畳の魅力をもっと“リアルに”伝えていけたらなと思っています。
またブログにて、続きを報告しますね!
ほっこりしようぜ。
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