魔法のコンパス

情熱を武器にがむしゃらにただただ身を削って仕事する。

そういう自分を誇らしく思い、仕事大好きだぁぁ!!って進む進む。

これって落とし穴なのかも。。

よく経営は航海に例えられますが、冒頭の感じで航海に出たら恐ろしいですね。。

目的地を定め、どうやってどうゆう順路で行くのか?

一人で行けるのか?仲間を募集するべきなのか?

食料は?水は?

航海で目的地に行くためには色んな準備が必要です。

という僕は、まさに冒頭の精神で経営を始めちゃった張本人。

以前のブログ見てもらったらその要素がありありと描かれていますが、

い草が好きになって、畳屋は生産者さん、材料屋さん、社員、お客さん、そして巡り巡って自分を幸せにする仕事、それに日本の誇りまでも守れる最強の仕事だって仕事が大好きになった。

休みなんかなくてもいい。ってな感じで。

すごく魅力的。

こういう人いたら心から応援したいもん。

でもね。

現実はいつもふわふわしてた。

仕事はご依頼いただけるのだけど、

よく見返してみりゃじいちゃんから両親が築いてくれた看板なけりゃ言ってもらえてないなって仕事も多く、確定申告してみりゃ、それ無しじゃとっくの昔に潰れてるな。って感じ。

依頼頂いた仕事も結構偶然の要素が多くて、もちろん情熱に対してのお応えだから本当に感謝していますが、怖いんです。

偶然に任せて、人を雇って、気づいてみりゃ自転車操業で、家族をためにも潰すわけにはいかないって、いつのまにか売上主義になって。

商売って人を幸せにする仕事。

人に喜んでもらって自分たちも喜びを得る。

そんな仕事のはずなのに、

気がつきゃ認織の甘さからくる失敗ばかり。

それは何故か?

そう。経営指針書がないから。

また僕みたいにあるけど数値計画が甘かったり、作るタイミングが遅かったり。

孫正義さんは今じゃ色々大変そうだけど、

創業前、経営計画書作りにものすごい歳月をかけたそうな。

これから創業を目指す人たちへ。

理想を高く持ち、情熱を武器にがむしゃらに創業するのは心から応援します。

でもその前に、数字をいう唯一無二の超現実をしっかり組み立てましょう。

もう事業を始めちゃってる僕みたいな方、

今からでも遅くない。。というより、もう始まっちゃってる以上究極やるか、やらないかの選択しかない。

数字が苦手とか言ってる場合じゃない。

しっかり向き合い計画を立てよう。

僕らがもつ唯一で最強の武器は2つ。

がむしゃらに走ったからこそ出会えたご縁と、失敗集だ。

失敗をしっかり噛み締めて記し、その課題の改善策を講じて、ご縁あった方と協力して目的地へ進んで行きましょう。

経営指針書は、

経営理念

ビジョン

経営方針

経営計画

の柱からなる会社の芯を記す魔法のコンパス。

社会情勢や市場の流れ、それに数字のこと、

そのいわば客観的要素をしっかり見据え、主観と組み合わせて化学反応を起こす。

経営指針書がなかったら、この先経営は難しいだろうって言われています。

要素としては、増税もそうだけど、人手不足も、第4次産業革命も、インボイス制度も沢山ある。

かといって

経営指針書があるだけでもダメ。

たてた計画に対し、なんの課題も見つけられなければ、ないのと同じ。

課題がないというのは、最強の天才か、気づけてないだけで。

気づけてない方が大半で。

気づけてない要素は、やってないから。

計画しただけでやってない。またテンションだけでやってるか。

今日はなんかだるいからやめとこ

ってな感じで。

長いし、偉そうだし、すんません。。

これ全部自分に言ってます。

究極の独り言だけど、僕の周りには数字が苦手って人多いから、参考になるかもって書きました。

経営者は沢山の責任を背負ってる。

使命を掲げて立ち上げた会社。世のため、人のために繁栄させていくには、沢山の責任があるんです。

もう動き出してる。

やるしかないんです。

じゃあ、やりましょう。

経営指針書って魔法のコンパス。

でも魔法が解けちゃう注意点が1つだけあるんです。

それは、自己的に進んじゃうこと。

芥川さんのクモの糸と同じ。

自分だけのために使うとたちまち魔法は解けちゃうのでご注意を。

ほっこりしようぜ

おしまい

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