“環境問題を考える場合、究極は生きていること事態が正反対の位置にいる。”
そんな切り口で始まった今回の勉強会。
テーマは
「中小企業の環境経営とエネルギーシフト」
そのことについて、中田宏氏を招いて話を聞いた。
人は生きているだけでエネルギーを使っている。
呼吸によるCo2は自然の営みなので仕方ないにしろ、車に乗ったり、エアコンつけたりはもちろん、
今有料化しようとしているレジ袋を作ることも、ラッピングを細かくすることも、アミューズメントパークなんかも生きるという意味では必ずしも必要でないものにもエネルギーを使われているのです。
畳を作る工程でもいっぱいあります。
生産者さんがい草という農作物を作り、織り上げていく。
そこには燃料、電気のみならずかなりエネルギーを使う。心のエネルギーも(うまい?)
そしてそれが全国に運搬される時も、エネルギー。
工房に届き、畳にするのにもエネルギー。心のエネルギーも(うまいでしょ?)
どんな業種もどんな人間も生きていく上で必ずエネルギーは使うんです。
便利、豊かさ、商品経済どれもが追求すればするほど環境問題と反比例する。
今より少し前までは。。
そう。今は車なら電気自動車やPHV車、エネルギーゼロとは言えなくとも、
燃費がリッター2、3のアメ車はも見なくなったし、
ゴミも燃やし尽くす時代から、分別、リユース、リサイクルの概念が広まり、
クールヴィズ、ウォームヴィズ(だったっけ?)でエアコンの温度を環境負荷の低い設定にしたり、
CLT工法だったり、緑のカーテンだったり、
まだまだ知らない色んなところで色んな省エネが巻き起こっている。
素敵ですよね。
エネルギーも脱化石燃料、脱原発を目標に再生可能エネルギーへのシフトが進んでいるし、
SDGSへの考え方
日本は元々自然と共生度は高かった。
高いがゆえにSDGSのそれは一人一人の感覚的なものとなり、仕組みがなかったのです。
そう今まさに生活を見直すチャンスが日本に訪れているのです。
健康被害、海洋汚染、マイクロビーズ、温暖化が、人間の営みのせいだとは言い切れてない。
でも事実として起こっているのは間違い無くて、
さあ、未来に何が出来る?
さあ、子供たちに何を見せてあげられる?
どこかで誰かがやってくれるという考えは捨てよう。
ここで私たちがやるんだ。
生産、加工、販売。
どの業界においても出来ることは少なからずあって、
個人個人の意識が世界を変える。
まずは省エネ、食物ロス、
今やっていることを意識して見てみれば出来ることがたくさんあるのかも。
やったりましょう。
この美しい紅葉が未来もずっと楽しめる世の中でありますように
色々エネルギーシフト以外の話も面白かったのですが印象に残ったのは、
民間企業と行政マンの違いはマーケットがあるか無いかだ!!
ってのは面白かったなー。