ちょっとアナログの意味をはき違えてるかもしれませんが、
ここで言うアナログってのは、手紙とか、手縫いとか、そういった類のものを指しています。
そういった前提でアナログって素敵だなって話。
生産性の正体を僕なりに考えてきました。
メッセージを伝えたい。
という目的ならば、携帯、メール、ラインなど、なんならテレビ電話まで出来る生産性のものすごく高い時代です。
アップルが売上、利益ともに過去最高だと言ってましたが、
利益が何兆とかいうレベル。
そりゃー使い方次第では世の中の色んな人の問題解決を色んな角度からやっているわけですから、
納得です。
でもそんな生産性の高い時代だからこそアナログって手法も素敵だなーって思います。
そして僕的考え方ですと、生産性もすごく高い。
昨日までのブログで
生産性とは、“効率よく多くの問題を問題を解決すること”
ではなく、
“最大の問題を見極め効果的な一撃を投下すること”だと定義しました。
見てない方はこちらをどーぞ
https://sano-tatamiya.com/5739/
ふむふむ。
ということはスピード感は全く関係ない領域があるということです。
それが手紙とサプライズだと思います。(まだ色々あるけど)
そう。アナログの最大効果は相手も思う気持ちがイメージしやすいことなんだと思うのです。
ちょっとわかりにくい表現なので、詳しく書きますね。
「先日はお世話になりました。
またお会いできる日を楽しみにしております。」
というメッセージを相手に伝えたいとします。
今ならラインやメールで何秒かで終わります。
もちろんそれだけでも何もしないより伝わります。
電話なら、
まあわざわざ電話までくださって丁寧な方だなとなりますが、
電話の最大の欠点は、時間軸がどうしても自分本位になっちゃうことです。
相手が何をしてるか分からないからです。
その場で出れない時は掛け直しが発生し、その要件が
「先日はお世話になりました。またお会いできる日を楽しみにしております。」
だと、
嬉しいながらにも、
ちょっと微妙です。忙しければ忙しいほどに。
そういう意味でラインが普及したのだと思います。
じゃあ手紙はどうでしょう?
あくまで感謝を伝えるというゴール設定です。
帰ったらポストに手紙が入ってて、開いてみると、丁寧に手書きでこう書かれている。
「先日はお世話になりました。またお会いできる日を楽しみにしております。」
ほっこりしませんか?
相手が効率人間であればあるほど、
そして
まあその時の関係性にもよりますが、
なんだよ忙しいのにこんな手紙よこしやがって!!
とはならないと思います。
それはわざわざ感がイメージ出来るからだと思います。
わざわざ書いて、便箋に入れて住所書いて、切手張ってポストに投函という時間をイメージして、
まあわざわざ丁寧に。。となり得る力がある。
サプライズもそう。
内容なともかく、
自分を思い描いてくれた時間が単純に嬉しい。
効率的な今の時代だからこそだと思います。
ちょっと前まではただの手段でしかなかったものが、
色んな手段から選択出来る時代。
生産性って概念を考えたらアナログってのは面白いですね。。
そんな話。
ほっこりしようぜ
おしまい