今が過去の積み重ねで形成されているように、
未来は今の積み重ねでしかなり得ない。
今、どのような選択をし、どのように日々を過ごすのかは必ず未来に影響を及ぼす。
このことはわかっているようで日々に忙殺され疎かになっているのは僕だけではないと思う。
だからこそ一度本気で自分と向き合い、
『何に為に?』
という問いを明確に腹の底に据えておくことが重要なんだと思うんです。
このことは言葉やニュアンスは違えどどの本にも書いてあるし、今読んでる北方三国志の曹操孟徳は言う。
「戦法も変幻だが、指揮をする大将の心もまた変幻。
気を変えるという意味ではないぞ。どんな敵であろうと、どう状況にが変わろうと、自分の戦を見失っていない。たとえ敗走する時でもだ。それは、変幻の中にあってこそ出来ることだ」
と。
僕はこのフレーズを見たとき痺れました。
曹操孟徳おぬしもか!!
ってな風に(笑)
そう。僕が憧れる人たちはみんなそう。
しっかり芯が1本通って、それに向かって命を燃やしている。
前置きが長くなりましたが、今回でvol 24にもなる三宅建築工房さんもまさにそう。
パッシブ設計を基本に自然素材を使い、たくさんの未来を描いています。
そこに畳屋として同じように未来を創る。
と理念をもつ経営者として携わらせていただけてることが心から嬉しいです。
今回は精神論のコラボブログになっちゃいましたが、
今月納めさせて頂いた2件を少しだけ紹介させて頂きます。
まず一件目、
小上がりの間が最近はやっていますが、この小上がりは最高だと思う。
まずは床下収納。
そして六畳間という広さに、家族団欒の描が浮かんできます。
そこに保育園用に織ってもらった強さと優しさ抜群の無染土に足触りの良いケナフ床、凛とした雰囲気の禅シリーズの畳縁。
プリーツスクリーンに、和紙が貼られた建具。
ここで癒されない人はいないんじゃないかぐらいの自然素材の最強小上がり。
座るもよし、寝るも良し。
あー。羨ましい。(笑)
もう一部屋はダイケンさんの黄金色。
一件に二間は中々ないので燃えました!!
ありがとうございました。
続いて二件目。
こちらも小上がり六畳間でしたが、ガラリと雰囲気変わってヘリなし畳市松敷き。
畳表は碇さんの目積表。
芯材はケナフです。
これはこれでまた一興。
パッシブ設計はの特徴は低い位置の窓が独立して開くこと。
風は低い位置から高い位置へ流れていくということで、中二階の窓をとこの窓を開けることで、防犯にも強く、家中に風を通せる。
最高やね。
小上がり六畳間が二件続きましたが、
皆さんはヘリあり、ヘリなしどちらが好きですか?
ほっこりしようぜ
おしまい